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夢恋城へ…ようこそ…

Category: レオナルド《本編》

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《絆》レオナルド…Ⅰ

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ルシファーと視察に行った葡萄畑で見た品種は悪い出来ではなかった悪くはないが、特別良いわけではないそれはネルヴァンの風土によるものだネルヴァンは朝晩の温度差が激しい激しいだけならともかく、朝寒いまま、日中暖かくならず夜を迎える事もあり、農作物も人間も体調を維持しにくい気候がままあるだからこの甘い実をつけるネルヴァン産の葡萄の苗を気候の整ったドレスヴァンに移植すれば、極上の実がなるのではないか…という...

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《思秋期》レオナルド…Ⅴ

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いつの間にか…俺は眠ってしまったようだふと気付くと俺は少し硬くて…少し暖かい…甘過ぎない香りを身近に感じていた俺はルシファーの肩にもたれて眠っていたらしい…と徐々に気がついた額にルシファーの毛先が触れて心地良いくすぐったさがあったうっすら目を開くと彼女の膝の上のパソコンは閉じられていた俺を起こさないように気を使ってくれたのか…?「…お目覚め…ですか?」抑えた声が頭の上から聞こえてきた…バレたか…もう少し寝...

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《思秋期》レオナルド…Ⅳ

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前から歩いてきて、真っ先に俺に満面の笑みを浮かべて近寄ってきたのはルシファーの兄である社長だった「これはこれは…レオナルド様にまでお目にかかれるとは今日はなんと光栄で日でしょうか」あからさまな見え透いたお世話に、同等クラスの笑みを返したルシファーはというと相変わらず無表情に近い顔で頭を下げていたルシファーの会社は広告代理店だ普段は王室に出入りする事など有り得ないのだが、前会長が貴族議員と強いパイプ...

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《思秋期》レオナルド…Ⅲ

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「ジョシュア様は今、別の打ち合わせに入っておりますが、間もなく終わりますので…」とジャンに案内されて廊下を歩く相変わらずだだっ広い…ふと、目に入った物があったそれは多分…前回来た時にはなかったはずだネルヴァン特有の焼き方をした壺―…深い赤と独特な藍色が混ざり合うネルヴァンでしか取れない土で焼いた物だあれぐらいの大きさと色合いなら国宝扱いになっても不思議ではないそんなものをドレスヴァンに寄贈した記憶はな...

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《思秋期》レオナルド…Ⅱ

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ネルヴァンは冬の始まりみたいだ…と思っていたパステルカラーの春じゃない艶やかな原色の夏でもないまっさらな冬でもない秋が終わり、実りは全て収穫され、枯れ木になったところに少しばかりの雪が降って…泥濘(ぬかる)んでドロドロして、茶色い雪の残骸…ドレスヴァンに踏み荒らされた泥道を這いずるネルヴァン国民…俺が教えられてきた2国間のイメージだだが…今日はその泥道が凍って透明な氷に閉ざされてキラキラしているそれを綺...