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夢恋城へ…ようこそ…

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海の彼方から…王子×ショコラティエ part.68

【数日後のノーブル・ミッシェル城のとある一室】

ロベルト
「会議多すぎない?」

エドワード
「6カ国が足並みを揃えるには必要ですよ」

キース
「別にうちは独自でやっても構わねぇぞ」

グレン
「1人だけボロ儲けしそう」

ウィル
「するだけならかまわないけどね」

ジョシュア
「油断すると貧乏くじを引かされるからな」

ロベルト
「そう?」

ジョシュア
「一番貧乏くじを引かされているのに気付いていないようだな」

グレン
「日本には《知らぬが仏》っていうことわざがあるよ」

ウィル
「アルタリアにはないからいいんじゃない?」

ロベルト
「アルタリアにあるのは《終わり良ければすべてよし》!」

エドワード
「ロベルトの座右の銘ですか?」

グレン
「そんな王子いるかよ…」

ロベルト
「《なんくるないさぁ》もあるよ」

ジョシュア
「聞いたことのない言語だ…」

ウィル
「ロベルトが知っていて自分が知らないのが許せないタイプだよね」

キース
「どうでもいい負けず嫌いだな」

エドワード
「そろそろコーヒータイムにしましょう」

グレン
「さすがゼン。もう準備してある」

ゼン
「レ・クラン様より新作のショコラを取り寄せましたので、お持ちいたしました」

ロベルト
「重ね重ね、さすがゼン♪」

エドワード
「そう言えば…キース、前回言っていた件はどうなったの?」

キース
「ホテルオーナーの娘を助けるって奴だろ?俺達だってバレずに、金は残してやって、二度と人の恋路を邪魔しないように…」

グレン
「恋路って死語…」

キース
「う、うるさい!」

ウィル
「つくづくキースの性格の悪さがわかるよ」

ロベルト
「ウィルは知ってるの?」

ウィル
「まぁね」

グレン
「で、どうやったんだよ」

キース
「別に大したことはしてねぇぞ。ホテルオーナー一家の財産を没収しないで、返還できるように取り計らっただけだ」

ロベルト
「キースにしたら甘くない?」

ウィル
「最後まで聞いてごらん」

エドワード
「では、続きを…」

キース
「返還してやる財産を別口座を作って移した」

グレン
「どこに?」

キース
「元々取引のあった銀行に新しく支店を作らせた」

グレン
「支店を作った?わざわざ?」

キース
「作ってやるって言ったら頭取とか言う奴が泣いて喜んでだぞ」

ロベルト
「どこに作ったのさ」

キース
「フレットアイランド支店」

エドワード
「フレットアイランドって…」

ジョシュア
「お前が王家一族追い出して島ごとぶんどったフレットアイランドか」

キース
「人聞きの悪い事言うな!向こうが王位をいらないって言ったからうちが代わって島ごと運営してやっているんじゃないか」

ウィル
「今年度既に観光収入が去年の4倍らしいな」

キース
「俺の企画力の賜物だろうが」

グレン
「…棚からぼた餅」

ロベルト
「濡れ手に粟…」

エドワード
「さすがキースですねぇ」

ウィル
「その分シャルルの観光収入減ってるんだろう?」

エドワード
「それは大丈夫ですよ。フレットアイランドとシャルルのパッケージツアーキャンペーンを推進中ですから」

ロベルト
「ちゃっかり乗ってるね!意外とエドちゃんやるぅ!」

エドワード
「キースの助言です」

ジョシュア
「そのうちリバティ王国シャルル州とかにされるぞ…」

グレン
「リバティ王国アルタリア県の方が先だろうけど」

ロベルト
「県って州より小さいじゃん!」

ジョシュア
「引っかかる部分が違うだろ…」

エドワード
「えっと…話を進めませんか?」

グレン
「そうだよ!いっつも脱線するから…で?フレットアイランド支店を作ってどうするんだ?」

キース
「娘の方の口座はフレットアイランド支店フィリップ城出張所に移した」

ロベルト
「フィリップ城出張所!?」

ウィル
「使用人の中には外貨預金に興味がある者もいるからね。日本の銀行が1つぐらいあってもいいだろう?」

エドワード
「なぜフィリップ城の中なんです?」

ウィル
「さすがエドワード。よく気がついたね」

キース
「フィリップ城の使用人専用にしたんだ」

ロベルト
「フィリップ城の使用人専用?」

ジョシュア
「つまりフィリップ城の使用人にならなければ金が下ろせないのか?」

グレン
「いや、日本の銀行で下ろせるだろ?」

キース
「ああ、下ろせるさ。月に1000クルス(日本円で10万円)限定な」

ロベルト
「1000クルス?!」

ジョシュア
「それで1ヶ月暮らせるのか?」

キース
「親子3人でな」

グレン
「できないだろ?」

ウィル
「苦しければ働けってこと」

キース
「大人3人が死ぬ気で働いて、尚且つ月に1000クルス下ろせるなら暮らせるだろう?」

ロベルト
「今までオーナーとしてふんぞり返っていた人間が1から職探し?」

キース
「人望があれば見つかるだろ。あれば、だけどな」

ロベルト
「オーナー夫人なんて働いた事ないんじゃ‥」

キース
「さぁな。知った事か」

エドワード
「ご令嬢も人の下につくことなんてできないのでは…」

キース
「そこは生きるために妥協するところだろうな」

ジョシュア
「その預金は全額下ろせないのか?解約するとか」

キース
「解約するには口座を作った場所に行かなきゃ出来ねぇんだよ」

ウィル
「つまり、フィリップ城内」

ロベルト
「使用人限定なんだろ?」

エドワード
「えっと…まさか」

グレン
「まさか…」

ロベルト
「なになにぃ?!」

ジョシュア
「フィリップ城の使用人にならないと解約できないって事か?」

キース
「まぁな」

ロベルト
「ええ~?フィリップ城の使用人って…」

ウィル
「つまりクロード直属の部下として働いてもらうだけ」

ロベルト
「げっ!」

グレン
「鬼っ!」

ウィル
「由緒正しい優秀なメイドに教育してあげるんだけど?」

キース
「職まで見つけてやったんだぞ!どこが鬼だ」

ジョシュア
「少なくとも善意は感じられない…」

エドワード
「オーナーの資産はどうしたんです?」

キース
「そっちはフレットアイランド銀行に元々ある支店に預けてある。解約したければ来ればいい」

ロベルト
「オーナーのもフィリップ城内?」

キース
「いや、それはフレットアイランド刑務所内出張所だ」

ロベルト
「へ?」

ジョシュア
「お前がフレットアイランド前王妃と第一王子を収監しているという…」

エドワード
「島の周りに人喰サメがいっぱいいるとか」

グレン
「脱走=死っていう世界一脱走できない刑務所専用の島だよね」

ウィル
「その中にあるらしいよ」

キース
「囚人の預貯金はみんなそこに入れさせている。マフィアの莫大な隠し口座も見つけては移動させる。出所まで20年とか30年とかピクリとも金額は動かないから、金利だけで銀行はボロ儲けできる」

エドワード
「オーナーのも?」

キース
「オーナーの分の利息はドリアポスの活動資金に当てるさ」

ロベルト
「じゃあさ、オーナーが解約したかったら…」

ウィル
「一度囚人になって刑期を全うしたら返還されるってことらしい」

グレン
「鬼だ!やっぱり!」

ロベルト
「悪魔…」

キース
「なに言ってるんだ。要望通り娘の金は返還してやるし、更に解約する場合の職まで世話してやってるんだぜ」

ウィル
「オーナーの金も返せる道は残してあげたし、利息で我々に活動資金も入るしね」

キース
「ちなみに、預貯金を担保に事業を始める資金を借りようとしても無駄だからな。それにはフレットアイランド国王のサインがいることになっている」

ジョシュア
「フレットアイランド国王って…」

エドワード
「リバティの現国王様じゃないか」

ロベルト
「俺でも貰いにいけない…」

キース
「あとは…ショコラティエのオーナーが自力で守るんだな」

ジョシュア
「それについては心配ないだろう」

ロベルト
「どーんどーん幸せになって欲しいね♪華恋ちゃん」

グレン
「女の子にだけ甘い…」

ロベルト
「男に甘かったら気持ち悪いっしょ」

グレン
「ぶれない…」

キース
「俺達にできるのはここまでだな。後は個人の問題だ」




そう、後は一吹さん個人の問題です

頑張ってもらいましょう♪



~つづく~

Category - 王子×ショコラティエコラボ

2 Comments

chika  

早い!(笑)まだ一吹さん途中です

めっちゃ放任な母よね( ´艸`)
でも怖いものなしだわ~母のバック!

令嬢良い人かもキャンペーンには便乗も同情もしないわよ!

2014/10/17 (Fri) 20:19 | REPLY |   

yc  

ショコラティエ、season2 final 迎えましたねぇ。
まさかの葵井家母っ!!
通りで裕福(笑)
って、息子たちのピンチはスルーなのかい?
頼ってこない限りは…なのかな。信じてるからかな。

さて、一吹さんは攻略したから、ゆっくり仁さん進めよー♪

2014/10/17 (Fri) 17:04 | EDIT | REPLY |   

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