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夢恋城へ…ようこそ…

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すぐそばにある光~ケヴィン~6

Category - season2番外編
要は…

おじい様と俺は好みが一緒って事だよな、きっと…

軽いめまいを覚えていると、遠くに車が止まる音がした

やべっ…

今日誰か来るって言ってたか?

スケジュールを頭の中で巡らせるが予定などない

そりゃそうだ

国王と王子が打ち合わせしている時間に誰が来るんだ

王妃に用事か?

いや、さっきアレックと公務に出かけたはずだ

何にしても執事の俺が行かなきゃ…

「ほかっておいていいでしゅよ!」

思いがけずリンがキツい口調で俺を止めた

「あのお車は遠い遠い遠ぉ~いご親戚の伯爵様のお車でしゅ。性懲りもなくキース様に自分のお抱え貴族の娘との縁談を持ってきたんでしゅ!!」

リンは元々丸い鼻の更にまんまるな鼻の穴を膨らませて、更にこれ以上膨れようがない頬を膨らませた

「キース様には瑠璃様がいらっしゃるのに!無駄な努力でしゅ!」

「リンちゃん…」

真っ赤なまんまる顔を更に膨らませるリンをおばあさま…いや、瑠璃様は苦笑しながら見上げた

苦笑…っていうより、寂しそうな顔だ

「私はキース様と何のお約束をしたわけでもないから…」

「でも恋人としてこうしておそばに置いてみえるんでしゅ!今までとは違うでしゅ!」

今までって…

確かにキース王子の艶聞てのは伝記に残ってるけど

英雄色を好むじゃないけど、多少脚色してあるんだろうなぁと思ってる

結構、なんだかんだといっておばあ様一筋だった

今じゃおじい様に唯一勝てるのはおばあ様しかいない

まだこの時代、おばあ様…瑠璃様はキース王子と将来を約束したような仲じゃないんだ

未来を知っている俺からしたらじっくり待てばいいって思うけど…

当人は不安だろう

ついでにリンも

「いいのよリンちゃん。私は取りあえず足が治るまでいさせていただければ…」

「治ったらどうされるでしゅか」

「治ったら…」

瑠璃様は空を見上げた

青い空を鳥が自由に飛んでいった

瑠璃様は…出て行くつもりなんだ

俺はそう確信した





それってヤバくないか?

瑠璃様とキース王子がくっつかなきゃ俺、生まれねぇじゃん!



~つづく~
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Category - season2番外編

3 Comments

まひろ  

ケヴィン本編だけど、続き読み始めてん。
なので勢いに乗って頑張るよー(笑)

2015/06/08 (Mon) 07:37 | REPLY |   

chika  

頑張れ~先は長いぞ!

2015/06/08 (Mon) 00:44 | REPLY |   

まひろ  

読んだあ(^

2015/06/07 (Sun) 23:51 | REPLY |   

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