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夢恋城へ…ようこそ…

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2人だけのHAPPY NEW YEAR~ゼン~2

Category - 番外編
ゼンさんの舌が私の乳.首を転がして、嫌でも女性としての感情をさらけ出してしまう

じっとしていれなくて身を捩るけどゼンさんの手は頭を抱き抱えていた私の手をベッドに押し付け、胸はまだ上がり続ける花火の光に彩られてしまう

「あ…ぁぁ…ゼン…さん…っ!」

私の喘ぐ声すら花火の音に消されてしまう

そうすると…だんだん大胆になってしまう

もっと大きな声を出しても誰にも聞こえない…

私はいつもより理性のスットッパーを緩めた

「…アンジュ…もっと啼いて…」

ゼンさんは目を細めて私を見下ろした

「もっと…もっと…感じ…させて…」

「ああ…」

勢いよく足が割られる

ゼンさんの舌が私の溝を這う

這う…激しく這いまわった

「ああっ~!はぁ!ダメぇっ…!」

ゼンさんは指で花びらを広げて先の蕾も剥き出しにする

そして勢いよく吸い上げた

「やぁぁぁ…!」

イく…!イっちゃう…!!

頬が涙で濡れてぐちゃぐちゃだ…

私がイったのを見届けるとゼンさんは起き上がって私を後ろから抱き締めた

「すまない…抑えが効かない…」

「大…丈夫…ゼンさん…ゼンさん…もっと…」

私は自分でも驚くほど彼を求めた

私の足は開かれたまま、ゼンさんの指が蕾を押しながら右手は私の中に吸い込まれていった

快感が脳天を突き破る…!

気が狂いそうな程の快感を彼は私に与え続ける

会えなかった月日の寂しさを今夜一晩で取り戻すかのように

2度目の絶頂が治まりきらないうちに彼は言った

「…まだ…足りない…」

と…

私は頷いて彼の首に手を回した

いつしか消えた花火の光に代わってうっすらとした月の光が持ち上げられる私の足に影を作った

花火の音は無くなったけど…一度火がついた私達は抑え切れなかった

その夜…




私の狂おしいまでの甘い声と

激しく擦れ合う肌の音がずっと続いた…





心地いい倦怠感に身を捩ると、ゆったりとゼンさんが起き上がった

「…もう、お仕事…?」

もう行っちゃうの?

貪りあった余韻がまだ残っているのに…行っちゃうの?

「…起きれるか?」

ゼンさんはそっと私の髪を撫でた

その眼差しは見惚れる位優しくて…

私は彼の手を取って起き上がり、そのまま胸に頬を寄せた

行かないで…まだ側にいて…

年明け1日目から寂しいのは嫌よ…

日頃我慢していた思いが溢れ出して

私は彼に抱きついた

「…初日の出を見に行こうか」

思いがけない言葉が聞こえてきた

「世界中の誰も見たことのない日の出を君に見せたい」

ゼンさんは私の頬を優しく撫でながら囁いた

静寂のまだ真っ暗な空間で、私だけに聞こえるかすれた声で…

私は魔法がかかったようにコクりと頷いた

ゼンさんに促されて服を着る

脱がされるよりも着替えるのを見られるのって恥ずかしい…

後ろを向いてブラジャーのホックを留めようとすると、スッとゼンさんの指が伸びてきて、金具を留めた

「また後で外すかもしれない…」

そっと耳元で囁かれて、体がゾクッと震えた

やがて着替え終わるとゼンさんは私と手を繋いで廊下に出た

真っ赤な絨毯の敷き詰められた廊下はさすがに人気が無かった

いくつかの角を曲がると、シャンデリアが並んでいた豪華な廊下から、薄暗い廊下に変わり、絨毯も質素な物に変わっていた

そして重厚な古めかしい扉が目の前に現れた

ゼンさんはポケットからジャラっと鍵の束を出した

何か…時代が逆行したような、ゲームに出てくる宝箱を開けるような鍵だ

「アンジュは…」

不意にゼンさんが柔らかく微笑んだ

「ミッシェル城の伝説を知っている?」

ミッシェル城の伝説…?

「このお城で結婚式を挙げたら永遠の愛を手に入れられるって言うお話の事?」

「それは有名な話なんだろう?」

有名というか、世界中の女の子の夢だったりする

けれど…

「ミッシェル城を囲む6カ国の王子様しか結婚式を挙げれないのでしょう?」

「そうだね…ロベルト様、ウィル様、エドワード様、ジョシュア様、キース様、グレン様、アラン様…かな。スティーヴ様は王族から抜けられてしまったから…」

つまりは世界中で7人の女性しかミッシェル城で結婚式を挙げれない

「それ以外には、ミッシェル城で一夜を過ごして、朝日を一緒に見ると生涯幸せに過ごせる…なんて言うのも聞いたことあります」

私がゼンさんを見上げるとふっと微笑んでくれた

「それもミッシェル城の朝日の見られる東側にバルコニーがある部屋じゃないとね…」

あ、VIPルームだったりする?

「王族の方々はそのお部屋だけど、普通の貴族の方々では泊まれないんだ」

やっぱり王子様のプリンセスにならないとダメなのね

「けれど、その王子様方にも見れない朝日をアンジュに見せてあげるよ」

ゼンさんはそう言ってまたゆっくりと歩き出した

細い通路を抜けるとまた扉があって

ゼンさんはもう一度鍵を取り出した

扉の向こうは螺旋階段がそびえ立っていた

「ちょっと階段が続くけど…辛かったら言ってくれ。アンジュ1人位なら背負っていけるから」

「そんな…!重たいですよ」

「軽かったよ…俺の上にいた時は」

「…っ!もう…!」

数時間前を思い出して一気に顔が熱くなった

私はゼンさんの膝の上に乗せられて下から何度も…

火照る顔を扇ぐ私を見てゼンさんはクスッと笑った

「赤くなる純真なアンジュも、大胆なアンジュも、どちらも…」

愛してる…そう言ってゼンさんは額に唇を落とした

もう…それだけでまた足から力が抜けちゃう…

ゼンさんはまた微笑んで今度は唇にキスをした

頭がジンジンしたまま私は螺旋階段を上がっていった

螺旋階段はとても長かったけど

ゼンさんに導かれてなんとか頂上にたどり着けた

そこは…




息を飲む風景だった

「ここは…」

「ここはミッシェル城のセンターにある一番高い塔のその先端だ」

ミッシェル城の外観を思い出してみる

真ん中にそそり立つ立派な塔

この塔がミッシェル城の美しいバランスを醸し出している

そこに今…私がいる…

「城の修繕の時に業者が来る以外、ここに人が来ることはない。鍵の管理は俺がしているからね」

ゼンさんがポケットを探るとまたチャラッと音がした

「ここは誰よりも早く朝日が見える」

ミッシェル城は小さな島だからお城以上に高い建物はない

そして360度見渡せば

シャルル城、ドレスヴァン城、フィリップ城、アルタリア城がうっすらと朝靄の中に浮かんでくる




物凄く幻想的な…美しすぎる光景だった

そのお城のシルエットの向こう…墨絵のような風景の山々がうっすらと色づいてきた

藍色の空に白い光が染みてくる

ゼンさんは私を後ろから抱き締めた

自分のコートの内側に包み込んでくれる

吐きだされる白い息さえ幸せの色が付いているよう…

「去年、俺は初めてここから初日の出を見たんだ」

「…1人で?」

「そうだよ…どうしても叶えたい夢があってね」

ゼンさんを見上げると登りつつある太陽にうっすらと目を細めていた

「ゼンさんの叶えたい夢って?」

「出逢ったばかりの女性に物凄く恋い焦がれていてね」

ゼンさんは自分の言葉にふっと笑った

「その女性にどうしても振り向いて欲しくて…どうしても自分のものにしたくて…願いを込めた」

ギュッと込める腕の力からさえ愛おしさを感じる

私は黙ってゼンさんの次の言葉を待った

「その夢は…叶った…俺の天使は並みいる王子様方よりも俺の腕の中に舞い降りてくれた」

ありがとう…アンジュ…

ゼンさんはそう呟いて私の髪に顔を埋めた

ありがとうは私の方…

こんなに愛してくれて…

「今年はまた…願い事ができた…」

「なぁに?」

「今年…今年中に結婚したい…」

「え?」

あまりにストレートな言葉に思わずゼンさんを見上げた

「もっと…一緒の時を持ちたい。もっと色んな事を一緒に…」

忙し過ぎるゼンさんの切実な願い…

一緒に同じ時を刻みたい

「私も同じ事をお願いしていいですか?」

2人で願えば2倍…

これからの人生も2人で2倍3倍に…

私達は2人で手を重ねた

どうか一生一緒にいれますように…

強く強く願って目を開けた時

今年初めの太陽が地上に現れてきた

眩いその光がどんどん私達を暖かく包んでいく

私達は太陽が完全に顔を出すその時までずっと願い見つめ続けた

世界一幸せな初日の出を心に刻みつけながら…


󾀼END󾀼

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Category - 番外編

2 Comments

chika  

りりここさん♪

ようこそ~錯綜している世界へ(笑)

いつでもお寄りくださいませ(*⌒▽⌒*)

大歓迎ですよ~

2015/03/18 (Wed) 16:46 | REPLY |   

りりここ  

初めまして!
特捜やショコラティエや王子さまや
私の好きなお話ばかりで
本当に夢のような所です♡
読ませてもらって幸せです♡
書いてくれてありがとうございます!
取り急ぎどうしてもお礼が言いたかったのでコメントしました♡

2015/03/18 (Wed) 16:01 | REPLY |   

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