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夏の終わりに~ジョシュア~

Category - 番外編
静かな晩夏の夜…

暑さのピークも過ぎ去り、開けた窓からカーテンを揺らす風が涼しさを運んで来る

微かに聞こえる虫の音色を聞きながら俺は本のページをめくる

穏やかな夜

カチャッという音がしてバスルームの扉が開いてフワッと甘いシャンプーの香りが放たれた

真鈴が濡れた髪を拭きながら出てくる

虫の音色に代わってドライヤーの機械的な音が静かな部屋の唯一の音となる

乾かされていく髪のシャンプーの香りが変わる

ドレスヴァンの商品も良質なのだが、彼女は今でもシャンプーとリンスは日本の物を使う

髪質に合うのだという

だから、俺とは違う香りがする

細やかで、控えめで、繊細でいて甘い香り…

お前は知らないだろう

この香りは男の琴線を震わす事を…

「随分と長風呂だったな」

ドライヤーの音が止まり、ゆっくりと髪を梳かす仕草に見とれながら

平然を装って声を掛ける

「ちょっと…疲れちゃったから」

真鈴は苦笑しながら俺の横に腰を下ろした

シャンプーの香りが鼻をくすぐると同時に、ズキン…と下腹部が蠢き出す

「今日はずっと公務で外だったでしょう?ヒールで立ちっぱなしだったから…」

バスローブから伸びる足に目を向ける

「張っているのか?」

手にしていた本を置き、彼女の手を取り促すと、少し微笑みながら俺の膝の上に腰を下ろした

…よりシャンプーの香りが近づく

そっと足を撫でると、ふくらはぎが堅いように思えた

「もう少しヒールの低いものにしたらどうだ?」

「でもタイトスカートの丈とバランスを取ろうとするとヒールの高さは決まってしまうの」

そういえば、ジェシカが言っていた

真鈴は膝から下が長いのだという

だから膝上のタイトなスカートに高めのヒールを履いて背筋を伸ばしている姿が一番バランスがよく美しく、そして凛々しく見えるのだと

ドレスヴァンの王妃として威厳を持った姿を国民に示すにはロングドレスより似合うらしい

父上もそんな真鈴の立ち振る舞いを珍しく褒める

どちらかというと可愛い感じで病弱な母上には求められなかった王妃の威厳を真鈴に託しているのかもしれない

「あまり無理はするなよ」

俺は彼女のふくらはぎを何度か揉む

「はい…」

真鈴は返事をするとゆっくりと俺の首に手を回して体を預けてきた

甘い誘惑の香りが俺に纏わり付く

もっと惑わされたくて…

花の蜜に吸い寄せられる蜂のように

俺は真鈴の髪に顔を埋めた

ああ…

甘美な…それでいて男を目覚めさせる香り…

いつしかふくらはぎを揉んでいた手はバスローブの中に潜り込み

まだシャワーの温もりが残る太股を撫でていた

「ジョシュア…」

少し甘えるように俺の頭を抱き寄せる

自然と首筋に唇が触れた

啄むように触れると、気持ちよさそうに首を逸らす

揺れる髪の奥にある耳たぶが俺を誘う

真鈴は耳たぶが弱い

感じやすい

つまりそこに口づけたらもう…後戻りはできない

もう既に戻るつもりはないが…

俺は迷うことなく真鈴の耳たぶを軽く噛んだ

「あ…ン…」

微かな甘い声が鼓動を一気に早める

耳たぶを更に甘噛みし、舌で稜線をなぞる

「あっ…ンン…」

感じて体をくねらせると、バスローブの合わせ目から形のいい胸が覗きかける

俺を焦らす乱れきらないその胸元を煽るように太股を撫でていた手は彼女の下着に手をかけていた

そっと下ろす…

そのまま足首で丸まる小さな布切れ

俺はその手でバスローブの紐を解いた

ハラリと紐は小さな布切れの上に落ちた

ゆっくりとはだけるバスローブ…

「ジョシュア…ったら」

未だに恥ずかしがる彼女を抱きしめながら、全身に指を這わす

細い首筋に

豊かな胸に

硬くなった双丘の先の蕾に…

鎖骨に唇を這わせながら全てを剥いでいく

「ここじゃ嫌…」

「ああ…ベッドに行こう…」

全裸の彼女を抱きあげてベッドに下ろす

そこには俺が愛して止まない妖艶な姿が晒されていた

「やだ…ライト消して…」

あっと言う間にシーツに包まってしまう

恥じらう姿が日頃大人っぽい真鈴を幼く見せる

その姿が愛おしくて

俺も全てを脱ぎ捨ててシーツの中に潜り込む

また、俺を惑わす香りが全身を包み込んだ

むしゃぶりつくように抱き締める

顔を見合わせ…お互いに欲するものを見つける

瞳を閉じると同時に唇を奪い合う

そして互いに絡み付くように舌で口内を荒らした

ああ…それだけでブレーキが壊れていく

唇を離さぬまま彼女の胸を手の中に収めてゆっくりゆっくり揉み上げる

ツンッと飛び出した蕾を摘まむと塞がれた唇の隙間から甘い声が漏れる

真鈴の甘えた喘ぎ声が聞きたくて唇を離す

「もっと啼いてくれ…」

頬を撫でると拗ねたように俺を睨む

「もっと…俺を…」

惑わせてくれ…

足を割って広げて…

もう収まりのつかない欲望の塊をたっぷり潤った泉の中に沈めた

「ああ…んっ!」

一気にナカで締め付けられる

「くっ…」

イッてしまいそうになるのを必死で堪える

彼女の中は隙間無く俺を咥え込んで離さない

動く程にに締め付けはきつくなる

「真鈴…」

愛してる…と言うだけで全てを放出してしまいそうになる

両手で顔を包み込み、お互いの顔を見つめ合いながら腰を揺らす

動かす度に甘い吐息が互いに溢れる

こんなに感じあえる相手など世界中のどこにもいない

一突きして彼女の最奥に当たると頭の芯が痺れた

「ジョシュア…ジョシュア…」

俺を呼び…仰け反る胸が俺を招き寄せる

その胸に顔を埋めながら、ナカの隙間を探すようにぐるっと腰を回す

「ンン…ぁあ…!!」

真鈴の指が俺の頭を抱き締める

胸に埋もれて口いっぱいに頬張ると…

きつく締め付けられるっ…

堪らず体を離し、彼女の顔の両脇に腕を立てて妖しく乱れた姿を見下ろす

…美しい

この美しい女を乱れさせ征服できるのは自分だけだという優越感が男を高揚させる

…いくぞ

見つめ合う瞳の中で伝え合う

真鈴は頷いてそっと腰を浮かせた

徐々に激しくなる律動に真鈴の喘ぎは悲鳴に変わる

肌と肌がぶつかり合う音と混ざり合う水音

言葉にならない真鈴の喘ぐ声

俺は夢中で腰を振り…

目の奥で真っ白な爆発が起きたと同時に全てが解放された

彼女の中に熱い液体が流れ込んでいく

それを受け止める真鈴の閉じられた瞳から一筋の涙がこぼれ落ちた

大きく上下に揺れる胸

呼吸が収まらない

「…無理をさせたか」

男の欲望に無理強いさせたかと後悔がよぎる

しかし真鈴は静かに首を振った

そして彼女の中から出ていこうとする俺を止めた

「まだ行かないで…」



それが彼女の望みならば…

俺は彼女と繋がったまま上に重なった

「重くはないか…?」

「ん…幸せの重み…」

真鈴はそう言って俺を抱き締めた

抱き合い

見つめ合い

頬を寄せあい

また唇を重ね…

しばらくじゃれ合うように幾つものキスを繰り返し、何度言っても言い尽くせないお互いを思う言葉を囁く

愛おしくて愛おしくてしかたがない

徐々に彼女のナカで回復していく

こんなにも俺は彼女を欲しているのか

馬鹿正直な己の体に苦笑いしてしまう

2度目はゆっくりと、じっくりと

彼女の甘い声を堪能しよう

繋がった部分を撫でながら頬を寄せる

「ああん…ジョシュア…ダメ…ンン…」

耳元で囁かれる声に彼女のナカで堅さを取り戻したのを自覚する

それを彼女も感じるのか

愛おしそうに俺を見つめた

「愛してる…聞き飽きたか?」

「ううん…ずっと聞きたい…」

「死ぬまで言い続けてやる…覚悟しておけ」

何年経とうとも…幾つになろうとも愛してる…

汗ばむ体を抱き締めながら媚薬のような髪の香りを目一杯吸い込む

晩夏の夜はゆっくりと流れていく

そして初秋の夜もお前を抱こう

今度は月夜の光の中で…



🍀END🍀
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Category - 番外編

2 Comments

chika  

時々ジョシュアの大人カップルを書きたくなるのよね~

キースだとひと悶着あってからだから(笑)

王子も忘れておりませんからね~

2015/09/18 (Fri) 20:09 | REPLY |   

carine  

やっとコメできます…!(_ _;)

安定のジョシュア(*´ω`*)
ごちそうさまです♥ありがとうございます♥
王子たちに倦怠期って…無いんだろうな。きっと。
多少あったとしても、激甘のフォローがありそうですもんね!♥

2015/09/18 (Fri) 14:54 | REPLY |   

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