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2課の彼の恋~俺の彼女や!~天王寺豊~1

俺に彼女ができたちゅう事で2課の連中は妙に浮き足立っている

俺はいたって平均的な恋愛感の持ち主やと思う

そないに珍しい事ちゃうやろ

これが恋愛音痴のボスや、一期一会に徹しとる野村さんならわかる

克之の水曜日の彼女の席が埋まった所で、それはそれで誰も気にしいへん

それもどうかと思うが…

彼女が定食屋をやってると聞きつけた連中は早速飯を食いに行くと言い始めた

けど昼休みに行ける距離ちゃうし

ランチタイムに行けるとも限らへん

「じゃあ、夜行けばいい…」

脩介の一言で2課の飲み会に変わった

それが夕方急に強盗事件が起こってお流れになってしもた

今日はそのリベンジの日

「今日こそはNO残業デー!」

瀬名が拳を大きく突き上げた

「おぉ~!」

瑛希がつられて腕を上げた

気合入れすぎやろ

でもまぁ、俺の彼女に会いたがっとるという歓迎の気持ちは嬉しい

いや…からかいたいだけやろ

とにかく今日無事に終われば…

○○も気合入れて今夜は貸し切りにして大量に食料品を買い込んどる筈や

またキャンセルせなあかんくなったらどないすんねんって言うたけど

「んのもんランチに回すだけや。残したら罰金やって言って食わしたるねん。高校生には夢のようやろ?」

とか言いおったわ

肝っ玉の据わった奴や




「やっほ~♪」

…野村さんや

「……」

その軽快な口調が2課に足を踏み入れた瞬間に固まった

脩介が野村さんに塩を振ろうとしている

瑛希がボールペン2本を輪ゴムで止めて十字架を作って野村さんに突き出す

瀬名は俺の机の上にあったビリケンさんを抱き抱えて野村さんに見せる

一沙は何気にカエル達の水槽のそばに立ち

克之は早々にコーヒーメーカーの電源を切った

「ものすご~く拒否されてる気がする…」

「気のせいじゃねぇぞ。事実を受け止めろ」

ボスがトドメを刺す

「せっかくコンビニ強盗…」

「はぁ?!」

あかん

俺が1番大きな声を出してしもた

「…が起きたけど、店員が逆襲して未遂だったし、簡単そうだから1課に回したよ~って報告なんだけど」

「よかったぁ!」

瀬名がバカ正直に満面の笑顔を見せた

ともあれ、この日は無事に全員が一斉に退庁できた

店の前に着くと、何だかこっ恥ずかしい

「早く早く!お腹すきました!」

瀬名が俺の背中を押す

「もう少し色っぽく早く早くって言ってもらえると…」

「変態には野菜しか食べさせませんよ!」

「…私にSっ気で対抗してくるとはいい度胸です」

不毛な争いが背後でしている

「彼女の実家の玄関先じゃあるまいし」

一沙がニヤリと笑って俺の肩を叩く

「ワオ!それ緊張します!」

「相手見つかってから悩めば?」

瑛希の言葉はあっさり脩介に叩き落とされた

「そろそろ喉も渇いたしな。お前らさっさと中に入れ」

ボスの一言で場が収まる

いつもの事やけど

「ほな、行くでぇ」

俺はいつものように扉を開けた


~つづく~
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Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

1 Comments

ちこりん  

lovely kitchen、すご~くキュンキュンさせて頂きました!!一回でいいんで、私も氷室先生√みたいな対応をして貰いたい(^O^)

待ってました、豊サン♪
何て言ってお店に入るのか、力一杯弄り倒されヤキモチを焼く姿…楽しみにしております!!!


2015/09/22 (Tue) 13:38 | REPLY |   

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