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scandal~桐沢洋~19

食事を終えて後片付けをしようと、一旦脱いで置いておいたエプロンをまたつける

お皿を持ってきてくれる洋さんが何となく私の方をチラチラ見てる気がするけど…なにかしら?

気になりつつも2人で後片付けをする

「2人並ぶには狭いよなぁ…もう少し広い方がいいな」

「リフォームでもするの?でもここって賃貸でしょ?」

「……」

なぜか洋さんは黙り込む

変なの…

お皿を洗って、拭いて、カップボードに片付ける

「2人だとやっぱり早いわね」

「……」

「洋さん?」

「お、おお…」

酔っちゃったのかしら?

首を傾げるしかない私は洋さんは今すぐにお風呂にいれない方がいいのかなと考える

シャワーだけにした方がいい?

きっと疲れて酔いが早かったんだわ

刑事さんって激務…

「…?」

不意に後ろから抱きしめられた

「やっぱり酔っちゃった?」

「…心臓に悪い」

「えっ!飲み過ぎて心臓が痛いの!?大丈夫?!救急車!あっ!先に横になって!」

「は?」

「心臓が痛いんでしょ?!心筋梗塞かしら!ど、どうしよう!救急車!救急車!」

「ちょっ、ちょっと待て詩織!落ち着け!」

落ち着けるわけないじゃないの!洋さんが心筋梗塞!

「俺は元気だぞ?」

「だって心臓が…」

「えっと…だな」

洋さんはため息交じりに私を抱き締めた

「俺は大丈夫だから落ち着け」

「だって…」

「ほら、心臓は正常だろ?」

洋さんが私の手を自分の胸に当てる

「…早い」

「誰のせいだ…」

「心筋梗塞…」

「違ぇよ…」

洋さんは私を抱きしめて背中をポンポンとしてくれた

「俺は詩織のしっかりしているようで、天然で、鈍感で、素直なところに惚れてるんだが…」

洋さんに天然とか鈍感とか言われたくない気もするけど…

「やっぱ、俺にサプライズは無理だな」

サプライズ?

「詩織、エプロンのポケット見てみろ」

エプロンのポケット…?

言われてもよくわからないままポケットに手をいれてみる

…何かが指に当たった

「私、何か入れた?」

「…お前じゃねぇよ」

「…?」

取り出してみると

細かな細工のしてある指輪がコロン…と入っていた


~つづく~


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Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

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