FC2ブログ

Welcome to my blog

夢恋城へ…ようこそ…

Article page

scandal~桐沢洋~after story~1

【洋’s eye】

「終わりが見えてきたぁ~!」

ひたすらパソコンに向かっていた瀬名が大きく伸びをする

「香月ちゃんも?」

同じくずっと打ち込みをしていた八千草が顔を上げる

「当然俺もだ」

「私もです」

「俺もやで!」

「以下同文…」

花井、京橋、天王寺、浅野も背伸びをしたり腰を伸ばし始めた

「そうか。さすがだな」

俺は誇らしげに部下達を見回す

野村が気を遣って1課に仕事を回し、犯人は逮捕された

京橋に言わせれば偶然見当違いのところに網を投げたら、弱った鯛が方向感覚を失って掛かっただけらしい

思わぬ捕り物で1課は大喜びだが、偶然の産物であり証拠固めがまるでできていない

万が一冤罪であってはいけないので証拠を集めて立件しなくてはいけないのだが…

「あいつら、マジで誤認逮捕しそうだから、2課で尻拭いしちゃって♪」

と例の如く野村が軽く押し付けてきやがった

仕方なく検分を始め、確かに犯人だと証拠が固まり、正式に送検するための書類作りに全員が掛かっていたのだ

「最初っから俺らがやってたら、こんな無駄な聞き込みいらへんやん!」

「確かに見当違いも甚だしいな」

「仕方ありません。それが1課です」

「克之さん寛容~」

「瑛希、寛容じゃなくて皮肉ってる…日本語難しい」

「1課の取り調べは通訳いります~!」

口々に文句を言いながらも着実に報告書は出来上がっていく

「それを仕上げたら久しぶりにモンステに行くか」

俺がそう言うと全員の顔が一斉に輝いた

「よっしゃぁ!ガソリン補給や!」

「栄養ドリンクでしょー」

天王寺と瀬名は急ピッチでキーボードを叩き出した

「焦ると事を損じますよ…女性を口説くのと同じです」

「克之さんでも焦って失敗したことがあるんですか?」

「焦らない為に余裕を持って複数のストックを常備しておくのですよ」

「Oh! I see~」

「…そこ、納得しちゃダメ」

京橋は言葉通り余裕を持って素早くキーを打っていく

八千草も納得したのか画面に目を戻す

浅野は八千草が仕事に戻ったのを確認するとまた黙々と書類をチェックし始める

「…いいんですか?ボス」

出来上がった書類を俺の横に置きながら花井が小声で声を掛けてきた

「ん?」

「真っ直ぐ家に帰らなくて…」

「…気にするな」

笑いを含んだ花井の言葉に思わず顔が熱くなる

詩織が待っている事を言っているんだと思うと照れちまう

花井なりに気を遣っているんだろう

確かにここ2、3日帰りが遅かったが、それをどうこう言う奴じゃない

俺がいないとダメとか、べったりくっついていたいとか、そういうタイプではないからな

だが…明日は早く帰ろう

玄関を開けたら電気がついていて、いい匂いがして

『おかえりなさい!』

と微笑むエプロン姿の詩織が迎えてくれる

幸せとはこういう事かと思える

「…なんかボスがニヤケてるで」

「きっと桐沢さんも早くビールが飲みたいんですよ」

「せやな!おし!瀬名、このチェック任せたわ。俺はこれを見るで」

「了解です!ビールまであと30分!」

「おぉ!」

天王寺と瀬名の声にハッとしてまた顔が熱くなる

花井が肩を震わせながら席に戻って行った


☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆.。.:*

《モンステにて》

桐沢洋
「みんな、お疲れ!」

全員
「お疲れ様で~す!乾杯!」

天王寺豊
「ぷはぁ~!」

瀬名香月
「くぅぅ~!」

浅野脩介
「もはやお約束…」

花井一沙
「やっぱり男同士の飲み会はいいな」

瀬名香月
「ん?聞き捨てならない言葉が…」

京橋克之
「どこにでしょう?正当な意見しか耳にしませんが」

浅野脩介
「カピバラのメスならいるかも」

八千草瑛希
「あ!いた!」

瀬名香月
「瑛希君までヒドイ…」

八千草瑛希
「え~?誰も香月ちゃんの事だって言ってないよ」

瀬名香月
「…ん?」

浅野脩介
「自爆…」

八千草瑛希
「digging your own grave!」

天王寺豊
「何やて?」

花井一沙
「墓穴を掘る…だろう?まさか天王寺わからなかったのか?」

天王寺豊
「よ、余裕やで!」

桐沢洋
「お前ら仲いいなぁ」

浅野脩介
「もうシメの言葉…」

野村忠信
「おやっ!全員集合してる~」

桐沢洋
「よお!」

野村忠信
「あれ?帰れじゃないの?調子狂うんだけど」

浅野脩介
「ネギを背負ってきた…」

花井一沙
「浅野、野村さんをカモ扱いは失礼だぞ」

浅野脩介
「カモって言ってない…ネギ背負ってきたって言っただけ」

八千草瑛希
「それも墓穴を掘るって言うのですね」

天王寺豊
「せやせや!一沙のオケツや!」

瀬名香月
「墓穴!」

京橋克之
「ア●ルの話ならレクチャーいたしますが」

花井一沙
「…低俗過ぎる…」

桐沢洋
「ちょうど野村に話があったんだ。中々忙しくてタイミングがなくてな」

野村忠信
「なになに~合コンしてくれるの?」

瀬名香月
「最初がそれですか?」

浅野脩介
「多分最初から最後までそうだと思う…」

八千草瑛希
「ぶれませんね…」

野村忠信
「ぶれない男、忠信クンに何のお話かなぁ?」

桐沢洋
「ああ、話っていうより報告だな」

野村忠信
「ん?」

桐沢洋
「俺、結婚するぞ」








全員「えぇぇぇぇっ…!!!!!!」


~つづく~
拍手をポチッと押していただけると嬉しいです󾬏
私の明日からの活力になります┏○ペコッ


Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

2 Comments

chika  

すいません!訂正しました!┏○ペコッ

2015/11/23 (Mon) 18:22 | REPLY |   

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/11/23 (Mon) 16:30 | REPLY |   

Post a comment