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夢恋城へ…ようこそ…

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新たな伝説の始まり~王子外伝~

昔々…

大きな湖の真ん中に高くそびえ立つお城がありました

名前は《ノーブル・ミッシェル城》と言いました

このお城の城主様は歴代ずっとずっとノーブル・ミッシェル様と名乗りました

お城のある島には不思議な力があり

いろんな国がその島とお城を欲しがりました

けれどそのお城の不思議な力はノーブル・ミッシェル様しか抑える事ができません

なので回りの国の王様達は無理矢理ノーブル・ミッシェル城を自分のものにすることをやめてみんなで守っていくことにしました

けれど…

やっぱり自分のものにしたい人達がいました

その民族達は策略を練って、回りの国の王様達が遠くに行くように仕向け、ノーブル・ミッシェル城に攻め込みました

ノーブル・ミッシェル城は争い事が嫌いでした

だから戦争をする兵士を用意していませんでした

いるのは民を守るだけの騎士団でした

ある民族はそれを知っていたのです

あっと言う間にノーブル・ミッシェル城は攻め落とされてしまいました

その時です!

アヴェリーヌ一族が助けに来たのです

アヴェリーヌ一族とは武力を得意とする強い兵士をたくさん持っている一族でした

そのアヴェリーヌ一族はノーブル・ミッシェル城の中の人達がたくさん殺されていくのを見かねて助けに来てくれたのです

その時、ノーブル・ミッシェルでは城主様も殺され、若い次のノーブル・ミッシェル様と弟の騎士団長だけが生き残っていました

アヴェリーヌ一族は一生懸命戦ってくれました

けれども襲ってきた民族はとても強くて

アヴェリーヌ一族もいっぱい犠牲者を出しました

戦って戦って…

アヴェリーヌ一族は勝ちました

ノーブル・ミッシェル城を守ったのです

ですがアヴェリーヌ一族もたくさんの人が亡くなり

最後にお姫様ただ1人が生き残りました

ミッシェル家で生き残った若い次の城主様は、ミッシェル城に伝わる大切な宝物をお姫様に渡し、追っ手がかからないように逃がしました

その時、城主様は弟の騎士をお姫様に付けました

なにがあっても命に替えて守るように

ノーブルミッシェルの家名にかけてアヴェリーヌ家を絶やしてはならないと言いつけて…

そしてその騎士にも大切な宝物を渡しました

お姫様は騎士に守られて遠くの国へと行ったのでした

それからノーブル・ミッシェル城は回りの国の王様達に支えられてまた綺麗なお城に戻り

ノーブル・ミッシェル様が城主様であり、平和の象徴として湖の真ん中から回りの国を見守っているのです

二度と争い事がないように…



☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*

「…てな話を子供の頃に繰り返し聞かされたよな」

キースはセピア色に変色した童話集のような本をパタンと閉めた

「うん。何度も母さんに読んでもらったなぁ」

ロベルトも懐かしそうに目を細めた

「ええ。ですから争い事はいけませんって教えられましたね」

エドワードは手にしていたカップをそっとテーブルに戻した

「調和を乱し、秩序を守らぬ者は必ず報いを受けると習った」

ジョシュアは真面目な顔付きのまま頷く

「多勢に無勢…勝ち目は薄いとわかっていて行くべきか、行かざるべきか…兄貴と一緒に父上に質問された記憶がある」

ウィルは細い指で本を撫でる

「うちは真っ先に行くな。まわりを確かめてから行けと言われた…」

グレンが苦笑交じりに溜息をつく

「それはうちも一緒だよ。最小国だから回りを見極めて動けって。でも仲間がやられてたなら行け!ってさ」

ロベルトは茶色の瞳を丸くしてグレンの方を向いた

「キースの所は?」

エドワードの言葉にキースはフンッと鼻を鳴らした

「負ける戦はするな!やるからには100%勝て!…だな」

「リバティらしいや」

ロベルトはからからっと笑った

ここはミッシェル城のとあるリビング

王子達はそこで会議後も談笑していたのだ

「このアヴェリーヌ一族の生き残ったお姫様がレイラちゃんのひいおばあ様なわけだよね?」

ロベルトがエドワードに視線を向けると、エドワードはにっこりと微笑んだ

「ええ。そうみたいです」

「遠くに逃げたプリンセスの子孫が巡り巡ってシャルル王国へと嫁いで、ミッシェル城で結婚式をしたんだから…不思議な縁だよな」

グレンが言うと皆がそれぞれに頷く

「それについて俺は疑問があるんだけどな」

キースが言うとジョシュアが眉をひそめた

「彼女の出生に疑問を持つのか?」

「いや、それは疑わねぇよ。レイラが生き返った瞬間を俺は直に見ているからな」

それは…

エドワードとレイラが身分差を悲観し駆け落ちをした時の事

駆け落ちした先で新型のインフルエンザが流行し、レイラは感染してしまった

そして救助された時には既に手遅れの状態で

レイラの命の炎は消えてしまった

その時、駆けつけたゼンがレイラが肌身離さず身につけていたペンダントと、同じデザインのペンダント2つを組み合わせた途端に眩い光が現れて

そしてレイラは息を吹き返したのだ

「あれがアヴェリーヌ一族の証みたいなものだからな」

「あの時は僕もなにがなんだか…」

目の前で最愛の人が息絶えていく姿を見せられたエドワードは、今思い出しても体が震えるようだ

「じゃあ、なにが疑問なのさ」

ロベルトは首をかしげる

「レイラのペンダントと2つのペンダントって言った?」

ウィルが頬杖をついていた顔を上げる

「その伝記にある通りなら宝物とはペンダントだよね?」

「ああ、そうだろうな」

「ノーブル様が1つ、アヴェリーヌ家に1つ…」

ウィルが瞳を向けるとジョシュアがハッと気付く

「姫を護衛して一緒逃げた騎士が1つか!」

キースはジョシュアの声に頷く

「あの時、3つのペンダントが合わさり光が現れた。つまり3つとも本物な訳だ」

「…だよな」

グレンも大きく頷く

「1本はノーブル様が所有されているはずだよ。レイラも常に身につけている」

エドワードも身を乗り出す

「後は騎士のペンダントだ。誰が持っていたんだ?ノーブル様が探し出したのか?」

「探し出した所で回収はしないだろう?騎士の子孫にとっても家宝のはずだ」

ジョシュアが腕を組む

「じゃあ…騎士の子孫?えっと…どこにいるの?」

ロベルトが言うと全員の視線が宙で交わる

その時…

コンコンとノックがされて扉が開いた

「ディナーのご用意が整いました」

恭しく頭を下げるその人物に宙で交わった視線が集中する

「…いかがなさいましたか?」

びっくりしたように佇むゼンに中世の騎士の姿が重なる

「…間違ってないと思うぜ」

「僕もそう思います」

「一度徹底的に調べてみるか」

「歴史的に必要かもね…」

「なんだか鳥肌がたってきた…」

「わくわくするねぇ♪」

王子達は顔を見合わせるとニヤリと笑った

そして…

新たな歴史のお話が続くようです…



🍀END🍀

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Category - 新たな伝説の始まり

3 Comments

chika  

Re: おかえりなさい!

やっぱり王子には戻りますね(≧∇≦)b

だんだん本家とはずれた路線になっていきますが、2次小説の特性だと思って長い目で見てくださいませ♪

本当はこの外伝一話で終わるはずだったけど…そうはいかないみたいね(笑)

2015/11/25 (Wed) 20:47 | REPLY |   

匿名希望  

おかえりなさい!

chikaさんの王子様方が夢恋城に帰ってきましたね!特捜の皆さんもショコラティエの皆さんも大好きで、いつもときめきながら見ていましたが、王子様方の御帰城も心待ちにしていました!今からワクワクがとまりません(^^)

2015/11/25 (Wed) 18:44 | REPLY |   

carine  

わくわく♥ドキドキ♥
楽しみにしております٩(♡ε♡ )۶wktk

2015/11/24 (Tue) 20:09 | REPLY |   

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