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クリスマスを貴方と…4

Category - 番外編
クリスマスの夜…

リバティ王室では恒例のクリスマスパーティーが開かれていた

当然キースも私も国王様、王妃様も出席していなければならない

パーティーという名の公務だもの

特にキースは6ヶ国の中で一番早く王子から国王になる可能性が高いと言われている

注目度が高い分、親戚の方々も大臣の方もキースの周りにいつも以上に集まって来る

付随して私も挨拶周り…

パーティー慣れしているキースはそつなくこなしていく

パーティー慣れというより、いつもキースの周りには人が集まって来る

そうね、色んな花や植物が太陽の動く方向に向いていくみたいにキースの周りに人が集まって来る

もちろん権力者としての彼の元に集まる人もいるけれど、全く政治に関わらないいろんな職種の人も集まって来る

「俺とロベルトは違うからな!」

とよく言ってるけど

だから今日のパーティーも2人っきりにはなれない

これも公務だから仕方ない

私は煌びやかなドレスに身を包んで『次期王妃』であり続けた

パーティーも中盤を過ぎた頃、ダンスタイムになり、キースは次々に誘われては応じていく

私の所にもいろんな方がお誘いにみえる

ちょっとお酒臭いけど…がまん

何人かに笑顔を向けて踊ったけれどそろそろ抜けたい…

そんな弱音が顔を覗かせた頃

「踊っていただけますか?」

と手を差し出された

「…キース?」

「嫌か?」

「まさか!」

そんなわけないでしょ!とその胸に飛び込むように手を取った

「…よく頑張ったな。もう抜けるぞ」

「え?」

見上げるとキースはニヤリと口元を上げた

「このクリスマスパーティーは父上の国王としての最後のパーティーだ。主役は父上だから邪魔者は消えようぜ」

そんな理屈…

「この曲が終わったら照明が消えるから走るぞ」

「え~?」

言葉通り、曲が終わるとすぅっと照明が消えた

キースは私の手を取って扉の方へ走りだした

~つづく~
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