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The parallel world of a Valentine's Day~ロベルト~2

Category - 番外編
「ルーちゃん~いるの?」

軽く声を掛けて厨房を覗くと真っ先に目に入ったのはなぜか床に座り込んで頭を抱えているシェフ長とパティシエだった

「どうしたの?」

声を掛けるけどうつろな目で首を振るだけ

なんなんだ?

よくわかんない時は自分の目で確かめるべし!バトン家の家訓!

中に入ってみるといきなり賑やかな声がいっぱい聞こえてきた

「まだ食べちゃだめって言ったでしょう!」

「湯煎ってなぁに?」

「きゃぁあ!お湯がひっくり返った!」

「あれ食べるぅ~!」

「お姉ちゃま!手がでとべと!」

「チョコレートついた手で触っちゃだめです!」

「だぁ♪」

「おいち♪」





なに?なに?

えっと…

『まだ食べちゃだめって言ったでしょう!』はルーちゃんの声だよね

『チョコレートついた手で触っちゃだめです!』はマリアの声

あとは…誰?

キョトンとする俺

どう聞き直しても幼児の声だし

ロアがいる?でもロアはまだ2才だから、ロアより大きな子がいるんだよね

メイドの子供かな

「あっ!ロブパパ!」

急に厨房から顔を出した10才…ううん、もうちょっと上かな

可愛い顔をした女の子が俺を見て叫んだ

「ママ!ロブパパが来ちゃった!」

ロブパパって…ロアしか呼ばない

君は誰?

「ロベルト様!?」

呼ばれて出てきたのはチョコレートで顔がベトベトになった赤ん坊を片手で抱き抱えたマリアだった

「ロベルト様!申しわけありません!もう少し執務室でお待ちいただけ…」

「パパ~!」

「パパ来たの?」

「パパパパ……ちゃん♪」

「パパ見ちゃダメ!」

「だぁ!」

パパ…パパ…!パパ…!?

俺、いつから子持ちになった!?

まだルーティアと結婚したばっかりだよ!

その…Hし過ぎると子供ができにくいからってアルに管理されて、週に1回しかルーティアと一緒の部屋で寝させてもらえないくらいなのに!

「ロベルト?お仕事はぁ?」

ルーティアも顔を出して

その回りには…

推定8才、6才、4才、2才、で、1才未満がマリアの腕に抱かれてる

みんなそれぞれ…

俺に似てる子
ルーティアに似てる子

俺をロブパパと言った少女はどことなく母さんに似てる

「ルー…この子たちはぁ…」

「ごめんね~!ロアとマリちゃんだけでチョコレート作ろうとしてたんだけどこの子たちが嗅ぎつけてきて…」

ルーティアが回りを見回すとみんな顔や手をチョコレートだらけにしてニコニコと笑ってる

目一杯幸せそうな笑顔、笑顔笑顔に不思議ながらこっちも笑顔になっちゃう

で…

ロア?ロアってどこに…

「せっかくママと一緒にパパとロブパパのチョコ作ろうと思ったのにぃ~」

脹れっ面の女の子がちびっ子達を見下ろす

「ロアお姉ちゃんだけズルイ!」

「あたちもパパにチョコあげゆの!」

「アルにもあげるもん!」

めまいがしてきた

いくら俺でもわかってきた

この一番年長さんがロアで

喋るちびっ子3人と

這いずってる子と抱っこされてる赤ん坊2人…

これがルーティアの子供

つまりは俺の子供!?

5人!

しかも女の子ばっかり!

ルーティアはと言えばちょっとお姉さんになった

マリアもちょっと大人になった

(どちらも年を取ったとは口が裂けても言えません!)

そして子供が一気に増えた!

なんなんだよ!!

意味わかんない!

そうだ!

困った時に取る手段は1つ!




「アル~!!」



俺は目一杯叫んだ


~つづく~
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