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夢恋城へ…ようこそ…

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特捜×ショコラティエコラボ☆氷室センセと一吹☆5

「いらっしゃいませ!」

お店の入口には珍しく女の子の店員さんがいた

「ごめんなさい!中に《連れ》がいるので」

まわりのお客さんにも謝りを入れて中に入る

「いらっしゃいませ」

ドリンクとショコラを乗せたお皿を優雅に運ぶ一吹さんがにっこりと微笑んで迎えてくれた

「すいません!先に《彼》がいるので!」

…微妙に言い方を変えている自分に気付く

普通逆でしょ!男性の一吹さんに張り合ってどうするの

「そうですか。どうぞ」

中へ誘導してくれる

動作の一つ一つが本当に洗練されて優雅だなぁ…絶対2課にいないタイプだ

私は足早に奥の席に座っている征司さんに近づいた

「どうした?仕事じゃなかったのか?」

征司さんは読んでいた本を閉じて聞いてくれた

一瞬で店内でざわめいた

「女性と喋った…」

ある意味聞き慣れた台詞も聞こえてくる

よく誠盟大学で聞かれた言葉だ

「急遽、人事部からのお達しで明日の公休日に午後休がおまけされました」

「そうか。お前達が暇だと言う事はいいことだ」

「征司さんも休みを取れてるなんて東京は平和です」

「まったくだな」

征司さんはそう言って優しく微笑み、私も思わず笑顔になった

「オーダーはお決まりでしょうか?」

女の子の店員さんが聞きに来た

「えっと…カフェラテと…」

せっかくだから食べようかなぁ

「今日は新作があるらしいぞ」

「新作?」

征司さんの柔らかい口調にすぐに反応する

えっと…そんなのメニューに書いてあったっけ?

首を傾げる私に女の子がにっこり微笑んだ

「実は一吹さんのケーキに仁さんのショコラを乗せて三斗希君のデコレーションをトッピングしたケーキが試作としてあるんです。氷室先生、それでしょ?」

「ああ…彼女の胃袋にも満足な量だろう」

珍しく征司さんが女の子と普通に喋ってる…

ちょっとした親密感に一吹さんに抱いていた妙な対抗意識が矛先を変えそうだ

「じゃあ、それで…」

「畏まりました」

女の子はにっこりと微笑むとミニスカートを翻して厨房へと消えていく

可愛い…

女の子も制服も

毎日パンツスーツで髪の毛ひとまとめの私とは違うなぁ

「どうした?華恋が気になるのか?」

「ん~そうですね。可愛いなぁって」

それに《華恋》って呼び捨てだった

「お前は女好きだったか?」

いやいやいや、それはないです!

くくっと笑う征司さんをちょっと睨む

「彼女は雑誌記者だ。この店を取材しながら手伝っている」

「へぇ…体験取材っていうのですね」

警視庁担当の記者とはまた違う大変なお仕事なんだろう

「彼女は仁の…」

「お待たせ致しました」

征司さんが何か言おうとした時に一吹さんがちょうどケーキを持って来てくれた


~つづく~
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Category - 特捜×ショコラティエ コラボ

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