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夢恋城へ…ようこそ…

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第0章~始まり~1

Category - 第0章
これはキースと瑠璃が付き合い出して、事故に合うまでのお話です

まだ初々しい2人をちょっと書いてみたくなりました(*^▽^*)

ではでは…

。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚


「瑠璃!この前はありがとうね!助かっちゃった!」

大学のキャンパスで友人の1人が声を掛けてくる

「なに?またあんたは瑠璃に無茶ぶりしたの?」

一緒に並んで歩いていた友人が呆れたように振り返る

「だって~ずっと卒論漬けになってた彼が久しぶりに会えるっていうのにバイトのシフト入れちゃってて~穴開けたら店長に怒られるとこだったの!」

「それで瑠璃にアクセサリー屋のバイトやらせたの?」

「あんただってこの前、瑠璃にアイスクリーム屋のバイト代わってもらったじゃん」

「あれはぁ~急に体調が悪くなって…」

「急にじゃないでしょ!二日酔いは!」

わいわい騒ぐ友人達のやり取りについ笑ってしまう

「別に用事もなかったし、全然平気だったわよ」

だってアクセサリー屋さんで、可愛いピアスを社員割引で買えたし、アイスクリーム屋さんは帰りにお土産くれたし

「そう言えば瑠璃ってば前にパン屋さんのバイトに代わりに行ってスカウトされてなかった?」

そんな事もあったっけ?

ああ、あったかも

凄く忙しいお店で大変だったけど、ちょっとした時間にパン作りの現場が直接見られて楽しかった

その時店長さんに、職人さんでもいいし、店員さんでもいいから正社員で来て欲しいって言われた

でもまだ大学の授業もあるからって断った

「アクセサリー屋の店長も瑠璃にまた来て欲しいって言ってたよ」

「アイスクリーム屋の店長も言ってた!客受けが凄いよかったって」

「そうそう!お客さんの評判が良いから凄い助かったって。やっぱり美人は得よね~」

「ねぇ~」

妙に納得しあう2人を見てどう答えていいのやら…

接客業は嫌いじゃないから将来もそんな仕事ができたらいいなって思ってる

ホテルのカウンターとか

空港の中のグランドホステスとか

語学が活かせたらって思ってシャルルまで留学しに来たわけだし

お兄ちゃんがちゃんと堅い仕事に就けってうるさいしね

そろそろ考えて就活しなくっちゃ

「いっそのこと永久就職しちゃおっかなぁ~」

「彼と結婚するの?まだ大学生でしょ」

「ちゃんと就職してくれないと将来真っ暗よ~」

「そこ大事よね!男は就職してなんぼよ!」

喋り続ける友人達の話を聞きながらふと自分の身を振り返ってみる

私の彼…

今1つ年上の…

職業『王子様』

勝ち気な緑の瞳がいつもきらきらしている

就活どころか、もう『王子様』から『国王様』への一生の就職が決まっちゃっている人

恋人って言っていいのかな

もう1ヶ月半会ってない

たまにリュークさんが気を遣ってキース様のスケジュールを送ってきてくれる

たしかに忙しそう

それにマメに連絡してくれるタイプでもないし

何よりも気軽に会える人じゃない

『彼』って定義はなんだろう

お互いに好きだっていう気持ちはある

キスもした

…それ以上はないけど

キース様の周りには彼の恋人になりたい人、後々は結婚したいと思っている人は一杯いる

その執着心は凄まじい

多くのライバルを撥ねのけて自分にだけ向かせる…そんな事は私にはできない

じゃあ諦めていいのって言われたらそうじゃないし…

私の中のキース様ってどの位の大きさなんだろう

ローラさんがキース様をちょうだい!って言って目の前で手首を切ったら諦める?

…どうだろう

自分でもわからない

同じ大学のキャンパスで気軽に会える彼だったらよかったのに

そんな事を考えながら帰宅しようと門を出たら…

『彼』がいた



~つづく~





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