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let's Wedding!~天王寺豊~2

色々悩むことはあっても事件は起こる

今日も朝から強盗犯が隠れていたヤサに踏み込んで大乱闘の末、犯人を逮捕

ああ~汗かいたわぁ

取り調べは一沙と克之に任せて俺はランチを食べるために食堂に向かった

「あ、お疲れでぇす!」

肉料理が品切れていたから、大海老フライ定食をトレーに乗せてテーブルに向くと、瀬名がトンカツを頬張りながら手を振っていた

「おお、お疲れ!」

向かいに座ると瀬名は唐揚げに箸を伸ばしていた

「なんやそれ!トンカツに唐揚げかい!そんなメニューあったか?」

「今日の限定ランチですよ~トンカツに唐揚げに海老フライ!夢のコラボです!最後の1個ゲット!」

そう言えばコイツは一足先に克之に引き継いで部屋を出たわ

「ずるいやんけ!1個よこせ!」

「ああ~!最後の唐揚げ!」

瀬名が制止する前に唐揚げは俺の口の中や

「じゃあ代わりに大海老フライ…!」

「大海老と唐揚げじゃ割があわんやろ!後でアイスクリーム付けたるさかい、トンカツもくれ」

「ええ~!絶対ですよ!」

「おお!男に二言はない!」

言うが早いか俺はトンカツを奪い取った



「…普通奢りって言ったらハーゲンダッツとか…」

「お前は質より量やろ」

「ま、いいか」

限定ランチを完食した瀬名は満足そうにシロクマアイスにスプーンを立てた

シロクマアイスでなんの不服があんねん!

まぁ朝から大の男を2人も投げ飛ばしたしな

ガリガリ君から昇格や

「そう言えば…」

俺はアイスコーヒーに口を付けながらふと思い出した

「瀬名」

「ふぁい?」

大口を開けてシロクマアイスを頬張った瀬名がまん丸の目を俺に向けた

…色気ゼロやな

それでもコイツしかあかんって言う氷室先生は貴重品や

「お前、いつ結婚すんねん」

「へ?」

「結婚式とかするんやろ?準備とかどないすんねん」

「色々決めないといけないんですけどねぇ」

だよなぁ~

「まず日にちを決めて式場を予約しないと…大体、いい日取りは一年前から埋まっちゃいますからね」

「一年前!?」

マジか!

「やっぱり気候のいい頃とか、大安の日とか」

「そっかぁ~」

「職場の人を呼ぶんだったら、決算のある月とか、異動でバタバタしてる時とか避けたいでしょう?」

「せやなぁ…」

「着物で来る子の事考えたら真夏は避けたいし…両親やお婆ちゃんとかはきっと着物だし」

「うんうん」

「地方から親戚が来るなら駅の近くの方がいいと思うんですよねぇ~東京の電車の乗り換えは難題ですよ!となったらタクシー代は必須だし!」

「お前んとこは氷室先生がしっかり金あるからええやんけ」

「そこが問題なんですって!普通の大学の教授と一公務員の結婚式でいいのに、征司さんのお父さんが『氷室家の長男が…』って言い出して。征司さんとなかなか折り合いがつかなくって大変なんですよ」

どこも親が出てくんねんなぁ

「天王寺さんこそどうするんですか?」

「せやねん…何から手を付けたらいいかわからへんねん」

「あ、じゃあこれ見ます?」

瀬名が取り出したのは『ゼクシィ』ちゅう雑誌やった

CMで見たことあるやつや!

「ここに段取りとか書いてあるんですよ~式場選びのコツとか、何を優先するのかとか」

「おお~すごいやん!」

めっちゃバイブルやんけ

「ドレス持ち込みOKの所やNGで別料金の所もあるから式場決めちゃったらドレスの選択肢も狭くなるんですよ~ドレスと式場の折り合いを付けないと」

「そんなにもあるんかい!」

「あるんですって!他にもね…ほらほら」

「おお~」

俺達は2人して雑誌に食い付いた

すっかりここが署内の食堂だということを忘れて…



~つづく~





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Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

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