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夢恋城へ…ようこそ…

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逢いたくて…~キース~6

Category - 番外編
『お前には節制という言葉はないのか

抑制もだ
ついでに言うと理性もだ

本能だけで生きていくつもりか』



…俺が俺に問いかける

だから俺は俺に返答する

『ない!』

…と

俺は一国の王子として次期国王として数え切れないくらいのものを理性で押さえ込んでいる

自由奔放な俺様王子と言われているようだがちゃんと要所要所はわきまえているつもりだ

だが、瑠璃の事だけは抑えるつもりも理性もなにもない

抑えないんじゃない

抑えられないんだ

瑠璃が欲しい…

欲しくて欲しくてしょうがない

抱いて壊して啼かせて…

100%俺で満たしたい

俺だけの瑠璃…


「あっ…!あぁあ…!だ、だめっ…!キー…!ぁああ…!」

瑠璃が俺の腕の中で悶える

ああ…たまんねぇ…





城に着く頃にはかなりの雨量になっていた

「キース様!」

「瑠璃様!」

血相を変えて飛び出してくるリュークと瑠璃付メイドのリン

「雨に濡れた!風呂の用意!」

「してございましゅよ」

リンがどや顔で鼻を膨らまして笑う

「お着換えもおつまみもワインも露天風呂もぜーんぶ準備済みでございましゅ!瑠璃様のお好きなフルーツは冷蔵庫に入ってましゅからね」

「さすがリンちゃん。ありがとう」

瑠璃がにっこり笑うとリンは顔が壊れるんじゃないかと思うくらい表情を緩ませた

容姿体型に若干問題はあるが、瑠璃にとっては最高のメイドのようだ

「…普通のことじゃん…」

リュークが拗ねたようにブツブツ言っている

大方、俺が勝手に出掛けた事が気にくわねぇんだろう

それをメイドに当たる所がコイツの器の小ささだ

やっぱりゼンに預けよう

「明日は午後からミッシェル城に出発致します」

「知ってる」

自分の予定ぐらい一度聞けばわかる

「…ごゆっくり…」

何がごゆっくりだ!

もう少し気の利いた事言えねえのか

リンがリュークの腹を殴るのを横目で見ながら瑠璃の手を引いて部屋へと急いだ

リンの言ったとおり、ガラス張りの露天風呂からは湯気がゆったりと上がっている

温かそうだと思った途端に雨に当たった寒気が蘇る

「くしゅんっ…!」

瑠璃も小さくくしゃみをする

「すぐに入ろうぜ」

「はい…」

いまだに照れる瑠璃をまた愛おしく思いながら

結局瑠璃が何をしても好きだと思える自分に呆れる

「…病気だな」

「…?キース様風邪ひきました?」

「ああ、不治の病だ」

「え?」

「お前が好きだっていう病気は一生治らねぇって事だよ」

「……っ」

立ち尽くす瑠璃を思わず抱きしめて…そのまま露天風呂へと抱き上げて行った

ゆっくりと湯船に浸かる

当然瑠璃を腕の中に閉じ込めたままだ

「雨が凄くなってきましたね」

バルコニーに作らせた露天風呂は全面ガラス張りで開閉式になっている

さすがに今日は閉めてある…筈だろうがなぜか前面は開いていた

「滝の裏みたい…」

豪雨となった雨は吹き込む事なくただまっすぐに落ちてくる

瑠璃が言うようにまるで滝が目の前にあるようだ

「滝の裏…?」

ふと瑠璃の言葉を反芻する

「だって滝の裏側ってこんな感じじゃないですか?」

滝の裏側なんて行ったことねぇけど…

まさに今はそんな感じだった

ただまっすぐに轟音を立てて流れ落ちる雨の束に見入ってしまう

「じゃあ…滝の向こう側には観光客がいるんだな」

俺の言葉に瑠璃がキョトンとした顔をする

「観光客がいて、まさかその滝の裏側でこんなことしてると思わずにな…」

俺は瑠璃を抱きしめる腕に力を込めた

「それはそれで…スリリングだな」

「何を言って…あっ!ンン…」

瑠璃を抱く腕を緩める事なく、指先は瑠璃の乳.首を摘まんだ

「見つかりそうで…見つからない。こんな姿を人前で晒せないもんな…」

「人前だなんて…嫌よ…あん…キース…だめ…」

「誰がお前のこんな姿を見せるか…俺だけのものだからな」

いつしか後ろから抱きしめていた手は両手で瑠璃の胸を包んで揉みしだいていた

「ああ…キース…」

「気持ちいいか?」

「ンン…」

「もっと…感じさせてやるよ」

1週間分…我慢していた分取り返させてもらう

後ろから瑠璃のうなじに唇を這わす

「やぁ…ん…はぁ…」

一杯付けてやる…俺のシルシを…

滝の裏側だと思うとなんだか興奮する

誰にも見せたくないくせに…どこかで見せびらかせたい気持ちもある

矛盾だらけだが…

愛おし過ぎてわけがわかんねぇ

「瑠璃…愛してる…」

「ん…私…も…あん…ンン…キース…あぁあ…焦らさないで…ンン」

分かってる…

お前もずっと俺に抱かれたかったんだろ?

俺はゆっくりと胸から手を離すと瑠璃の太股を撫でて…

「ここが…いいんだろ?」

少しずつ足を絡めて広げていく

指先が溝をなぞると瑠璃の体がビクッと震えた



~つづく~





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