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新たな伝説の始まり~第5話~ウィル

執事は空気…いや石

空気ならば生きていくのに不可欠という意味になる

別に…必要ない

石は邪魔…

ほんの数年前まで俺にとってのクロードはそういう存在だった

それが変わった…というほど変わったかどうだか

ただ、執事にも意志や感情はあるし、主として多少なりとも認めてやらなくてはならない存在なのだと少し理解した

それは意志の疎通がなされていれば《あんな事件》は起きなかっただろうから…

クロードは俺を思うが余りに暴走してしまう

暴走…猛進…迷走…

負のスパイラルに巻かれた者が逃れられない迷路にクロードは陥った

それは主である俺の責任もあるだろう

主と執事は表裏一体でなければいけない

どちらかが裏に回りそうになったら起動修正するのも互いの役目なのだと

「俺なんかずぅーと起動修正されっぱなし!それが正しいのかどうかもよくわかんないけど」

ロベルトはそう言ってチラッとアルベルトを見て言う

アルのこめかみがピックっと動いた

「執事にそんな権限はないだろ」

キースは目を丸くする

リュークはため息交じりに頷いていた

「執事は最も身近な家族以上に近い存在ですよ。ねぇ、ルイス」

「畏れ入ります…」

エドワードとルイスの関係は特別だと思う

「決定権は主にあるべきだが、助言ぐらいは受ける心積もりはあってもよかろう」

ジョシュアの先、先を予測して動かなくてはいけないジャンにとって、それぐらいの権利はあってもいいのかもしれない

「自分の事は自分でする。邪魔さえしなければいい」

グレンの冷めた言い方にユウは貼り付けたような笑みを崩さない

主の数だけ執事もタイプは様々だということか

だったら…

ノーブル様にとってゼンはなんなのだろう

ゼンは執事というよりはノーブル様右腕に近いのではないのか

なぜゼンはノーブル様に仕えたのか

なぜノーブル様はゼンをそばに置いたのか

考えれば考える程わからない…

その答えを曝いていいものかどうかもわからない

けれど…進む

進まないといけない

なぜかそう思った…

ロベルトだけが楽しそうだ…


~つづく~





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Category - 新たな伝説の始まり

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