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2課の休日~桐沢洋~10

ベルボーイさんに案内されて着いたのはかなり上の階で…

絶対高い…

大丈夫かしらと心配になる

横にいる洋さんを見上げるけれど、全く動じている様子はない

ひょっとして…

今までの彼女とかにもこうして優雅な旅行とか連れてきたりしたのかな…

ううん、さっき私が初めての恋愛みたいなもんだって言ってくれたし…

「何を難しい顔してんだ?」

ぽんぽんと頭を撫でられる

言えません…前の彼女にもしたの?なんて

「please」

ベルボーイさんがカードキーで扉を開けてくれて

ポーターさんがスーツケースを中に入れてくれる

「Thank you very much. I would appreciate any help you can give me the stay(ありがとう。滞在中よろしく頼むな)」

洋さんはそう言ってチップを渡す

凄く慣れているように思うのは私の疑念のせいね

ベルボーイさんとポーターさんが出て行くと洋さんはそっと私の肩を抱いた

「どんな部屋か見てこいよ」

「はい…」

恐る恐る中に入る

そこは…

スイートルーム2

「……」

広すぎる程の部屋に大きすぎるベッド

近すぎる程の海

夢のようなオーシャンビュー

「凄い…」

ここは私が番組で紹介したプレミアオーシャンフロントと同じタイプ

最上級のエグゼクティブスイート程ではないけれど、それでも十分豪華なグアム最新5つ星ホテルのスイートルームだって紹介した

『いつかこんな素敵なホテルに行けたらいいですね』

コメンテーターの女性と言った覚えがある

洋さん…見ていてくれたの?

「そうだって言いたいところだが、俺は見てなかったんだ。公休日だった花井が偶然見ていてな。野村も同じ所を薦めるし…なによりお前が行きたいって言ったならそこがいいだろ?…単純か?」

「ううん!凄い!嬉しい!どうしよう!写真撮らなきゃ!」

思わずはしゃいで写真を撮ったり部屋を見て回る私を洋さんはにこやかに見守っていてくれる

ちょっとでも変な疑問を抱いた事を心の中でごめんなさいと謝る

最後にバルコニーに出て目の前に広がるタモンビーチに魅入る

微かに聞こえるさざ波の音

水平線がずっとパノラマで広がっている

車の音や人の声はこの高層階には届かない

ほんの数年前には想像もつかなかった幸せが目の前にある

「気に入ったか?」

優しい声が聞こえて…私は大きな腕に包まれた


~つづく~


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Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

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