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2課の休日~桐沢洋~11

ホテルのレストランでタイ料理を食べて

ゆっくりとお風呂に入って

…そしてまた私は洋さんの大きな腕の中にいた

今度はあの大きなベッドの上で

「お前のリクエスト通りだろ?」

ベッドヘッドにもたれながら、私を後ろから抱きしめている洋さんの甘い声が耳をくすぐる

いつも家でテレビを見ているスタイルと変わらないのだけれど、やっぱり今日は特別…

「私のリクエスト?」

「ツインは嫌だ、ダブルベッドがいいって言っただろ」

「…うん」

だって…旅行に行って洋さんと別々に寝るなんて嫌よ

「…俺もだ」

ふっと笑った洋さんの息が耳にかかってちょっとゾクッとする

それがわかったのか洋さんは軽く私の耳を噛んだ

「…っ! ンン…」

思わず体が反応しちゃう

「可愛いなぁ…詩織は」

洋さんはくくっと喉を鳴らしてそっと唇を首筋に這わせた

「今から思えばずっと…お前を見ていた」

洋さんは私の髪に顔を埋めながらうなじを啄んでいく

「な…に…?」

体が熱くなる…

洋さんにもたれている体が少し浮き上がってしまう

「被害者の家族は何十人、何百人と見てるのに…お前だけはずっと頭にも心にも残っていた…忘れた事がなかった。違う意味でな…」

「ずっと連絡取ってなかったのに…?」

いつしか洋さんの手は私のバスローブの合わせ部分から中に滑り込んでいた

ゆっくりと揉まれる…

「あ…ンン…」

洋さんの手の中でまったりと揺れる胸…

「自分の中でセーブしていたんだ…近寄ったらだめだと…」

「どうして…?」

「きっと…心が揺れるとわかっていたからだろうな」

そっと解かれるバスローブの紐…

スルッと解けてベッドに落ちた

「関係者と個人的に付き合ったらだめだと頭の中で鐘が鳴っていた…」

「私を避けていたの?」

「そのつもりだったんだがな…お前から電話をもらって、柄にもなく心が踊ったのを覚えてる…」

私の肩に両手がかかって

焦らすように素肌を滑ってはだけていく

「頭は否定していても…心はお前を望んでいた…」

「電話してよかった…お仕事の話だったけど…ンン…アン…」

洋さんの両手が二つの胸を独占する

ガウンはもう腰のあたりで丸まった

「私もお正月とか…誕生日とか…両親の命日とか…洋さんから電話がくるのをずっと待ってた…」

きっと私達は出逢うべくして出逢った

神様は赤い糸を巧みに操りながら私と洋さんを繫いでくれているのだろう

「久しぶりに逢った詩織が綺麗になっていて…心が揺れたのと…どの男が磨いたのかと考えたら苦しくなった」

「男の人なんていな…っ…ンン…あん…」

洋さんの指が胸に先端をきゅっと摘まむ

反り返るとすかさず洋さんに唇を塞がれた

「んん…」

性急に、なのにじっくりと口の中を乱される

胸を揉みしだかれ、唇を荒く吸われているのに…優しい

舌と舌が絡み合って…私は我慢できずに洋さんの首に抱きつき

洋さんは反転して私を組み敷いた

洋さんが上に来て…キスが激しくなる

夢中で貪る私達…

互いにバスローブははだけて、素足が艶めかしく絡まった

「はぁ…ハァハァ…ん…洋さ…ん」

洋さんが首筋に唇を吸い付かせ、熱くなった舌が肩甲骨を味わっていく

「詩織を他の男に渡したくない…もし付き合っている男がいたなら奪いたい…そう思った…」

息が上がる私の頬を撫でたその手で髪を梳いてくれる

それだけの仕草なのに感じてしまう

ぼんやりとした淡いオレンジの照明が洋さんの顔を妖しく揺らす

男の人なのに色っぽいと思っちゃう

「渡したくねぇ…誰にも」

低くて甘い声は私の胸をどんどん切なくさせる

自分でも気づかないうちに涙がこぼれた

「…うん」

鼻がツンッとして息を飲むと洋さんは小さく笑って瞼に唇を落とした

瞼の裏に初めて逢った時の洋さんの顔が浮かぶ

難しい顔をしてた

そして優しい顔だった

家族を一度に亡くした遺族の私に向けられた精いっぱいの慰めと安心

そして事故が事件に変わって…

今から思えば洋さんは職を失ってもおかしくなかった

警視庁の上の人と、近隣の県警本部長2人を敵に回して事件を隠蔽させなかったのだから…

全てが終わった時、洋さんは警察官として私に頭を下げた

私はありがとうと彼の手を取った

有耶無耶にしないでくれた

ちゃんと事件を起こした人達が罪を認めて、洋さんはしっかりと償いをさせた

ずっと泣くのを我慢してきた私はテレビで全ての報告をしてようやく涙がこぼれた

そして…スタジオの片隅で見守っていてくれた洋さんが初めて私の頭を撫でてくれた

あの時から…ずっと好きだった

ずっとずっと恋い焦がれていた

誰よりも…好きだった

「洋さん…」

だんだん下がっていく唇が私の胸に届く気配に鼓動が激しくなる

「…いっぱい…して…」

私の言葉にちょっとびっくりして顔を上げた洋さんだったけれど

私の顔を見ながら

「…ああ…嫌と言うほど…してやるよ」

そう言って…

私の太股に手を滑らせた


~つづく~




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Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

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