FC2ブログ

Welcome to my blog

夢恋城へ…ようこそ…

Article page

2課の休日~桐沢洋~14

2日目は海で遊ぼうと、まずは部屋で水着に着替えた

この日の為に新調した胸元にレースがいっぱい付いたビキニ

私の好きなカラーで、好みの花柄で一目惚れして買った

まだグアムに行くって決まってなかったけれどいつか洋さんと海に行きたいと思って衝動買いした

こんなに早く着られるなんて嬉しいなと思わず鼻歌を歌っちゃう

なのに…

「あ…」

鏡に写った自分の姿に固まる

「どうかしたのか?」

随分前に着がえ終わっていた洋さんがソファから顔を上げて私の方に近寄って来る

「……」

私は恨めしそうに洋さんを睨む

私の胸元には赤い花がポツンポツンと咲いていた

「……」

しばらくしてから洋さんも気がついたみたいで…顔を赤らめて横を向いた

「それはその…不可抗力だ」

「もう…」

昨日の夜、ううん明け方迄激しく愛し合った事を思い出して顔が熱くなる

「上からパーカー着るんだろ?だったら見えねぇし…」

「海に入る時は着ないでしょ?」

「着ていて欲しいけどなぁ…」

洋さんは私の肩にパーカーを掛けて後ろから抱き締めてきた

「街中で下着姿で歩いたら公然わいせつ罪になるのに海で水着だといいってぇのは…」

「だって海だもの」

「わかってるけどなぁ」

洋さんは私を抱きしめながら鏡越しに苦笑する

「新婚旅行はプール付きの部屋にするか」

「そんな贅沢いらないから」

困った人…

「部屋のプールだったら水着いらねぇか…」

「もう!バカ」

私は洋さんを軽く叩いてキスマークにファンデーションをちょっと塗った

それから私達は歩いて海岸まで行って海に入って泳いで

「きゃあ!」

大量に海底にいるナマコを踏んで洋さんに飛びついて…

仕方なく浮き輪に乗って洋さんに押してもらう

日焼け止めクリームを塗っていても焼けてしまいそう

青すぎる空に透明過ぎる海

仕事や時間に追われない非日常

そして何よりも愛おしい人が手を伸ばせばすぐ届く所にいてくれる

幸せしかない旅行が…

その夜には一変してしまった


~つづく~


拍手をポチッと押していただけると嬉しいです󾬏
私の明日からの活力になります┏○ペコッ


Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

0 Comments

Post a comment