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2課の休日~桐沢洋~18

ゆっくりと洋さんと湯船に浸かる

「いろいろあってショックも大きいだろうが…」

洋さんはそっと抱きしめてくれた

「お前もこれから報道に関わって現場に行く事も多いだろう…現場とはああいうもんだ」

「うん…」

「慣れろとは言わないが…刑事じゃないしな」

刑事さんは大変だ…仕事と割り切らないといけない

私もいくらプライベートで遭遇したとしても報道関係者として現場はちゃんと目に焼き付けないと

「大丈夫!ちゃんと日本に帰って番組の中で報告できるように頭の中で整理しておくわ」

「無理するな。俺の前では強がらなくていい…素直でいろ」

「……」

大丈夫…

ちゃんと状況をレポートできる

あ、現場の写真とか撮ればよかった

監視カメラの映像とかあるかしら

「……」

そんな事を思っているのに…

体の震えが止まらなくなって、涙がこぼれ落ちた

「怖くて当然だ…それが普通だ」

洋さんはより強く抱きしめてくれた

「お前は俺が守る…なにがあってもな…」

「守った挙げ句に洋さんが死んじゃったら何の意味もないわ」

私の震えが止まらないのは凄惨な現場を見たからじゃない

血まみれで横たわる人が洋さんだったらと思うことが怖い

もう…私の大切な人がいきなりいなくなってしまうのは嫌!

「ああ…気をつける」

絶対大丈夫と言えない仕事だってわかってる

でもそれを理解して覚悟をしなければ刑事の妻にはなれない

洋さんは湯船の中でそっと指切りをしてくれた


バスルーム


「つーわけで、後は頼むな」

髪を乾かして部屋に戻ると洋さんは電話をしていた

「俺が事件を呼び寄せてる訳じゃねぇよ。向こうが勝手に来たんだ」

相手は野村さんかしら

「おわっ!詩織!後ろを通るな!」

洋さんの後ろを通って行こうとした時にいきなり言われる

「え?」

意味がわからず慌てて振り返ると

洋さんのスマホはテレビ電話になっていて…

私に2課の皆さんの視線が集まっていた

私…バスローブ!




~つづく~


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Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

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