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2課の休日~桐沢洋~20

野村忠信
「今、洋クンの活躍ぶりを見てたところだよ」

桐沢洋
「あん?もう日本でニュースになってんのか?」

野村忠信
「宮がGPDに『お願い』して現場の防犯カメラの映像を送ってもらったんだよ」

桐沢洋
「『お願い』…な」

野村忠信
「そう♪『お願い』~」

京橋克之
「お話し中申し訳ないのですが、ボスはLINEのテレビ電話にしていただけますか?こちらはパソコンに繋ぎます」

桐沢洋
「ラ、LINEのテレビ電話…………」

花井一沙
「京橋、手順を最初から教えた方が早い」

京橋克之
「…ですね」

野村忠信
「いい部下を持ったねぇ~」

京橋克之
「ではまず…」

瀬名香月
「日本で設定してあげればよかったですね」

八千草瑛希
「2課にテレビ電話する予定なんてなかったですもんねぇ」

天王寺豊
「俺は余裕や」

浅野脩介
「言う程怪しい…」

京橋克之
「はい。それで結構です」

瀬名香月
「早っ!」

京橋克之
「ベッドの上以外ではほめ言葉と受け取りましょう」

八千草瑛希
「手が早いのはほめ言葉なんだ…日本語は奥が深いや」

天王寺豊
「納得すなっ!」

野村忠信
「お~洋クンがパソコンの中にいる~」

桐沢洋
「全員映ってるなぁ」

瀬名香月
「まだ若いはずの2人なのに…」

浅野脩介
「恋愛音痴で機械音痴…」

花井一沙
「婚前旅行行っている人のどこが恋愛音痴だ」

桐沢洋
「……」

天王寺豊
「ボスが照れた…」

野村忠信
「それで、洋クンはケガない?」

桐沢洋
「おお。無傷だ」

天王寺豊
「詩織さんも大丈夫ですか?」

桐沢洋
「大丈夫だ。ちょっとショックは受けてるけどな」

瀬名香月
「通常はそうでしょうね」

京橋克之
「慰め甲斐がありますね」

浅野脩介
「なんか変…」

花井一沙
「ボス、1つお聞きしたいのですが」

桐沢洋
「おお、なんだ?」

花井一沙
「拳銃の弾の残りはわかっていたんですか?」

桐沢洋
「見てベレッタのコンパクトMだとわかったからな。あれなら8発装着できる。2丁だから16発。14発まで数えたから残り2発だろ」

花井一沙
「それでワインボトルを投げた?」

桐沢洋
「どっちの男が何発持ってるか判らなかったからな」

浅野脩介
「換えの銃弾があったかも…」

桐沢洋
「考えなかったわけじゃねぇが、どのみち充填にひと手間かかるだろ」

八千草瑛希
「銃の扱いに慣れているとは思わなかったんですか?」

桐沢洋
「見たところ若そうだったから退役軍人はありえねぇし、奇声を上げてる様子からドラッグやってる奴だと思ったから充填する手元もおぼつかねぇと思ったんだ」

天王寺豊
「まごついてる間に取り押さえられるって思ったんですか」

桐沢洋
「まぁな。賭けだけどな」

京橋克之
「さすがギャンブル好きなボスですね」

天王寺豊
「ボトルを投げて2発無くなって、ボスはすぐに手前の男に飛びついたやないですか」

花井一沙
「そこなんだ。結果遠い方の男が2発撃って空になり、手前の男は残っていなかったはずなんだ」

瀬名香月
「あれ?でも手前の男の銃を奪って撃ちましたよね?」

桐沢洋
「手前の男が2発入れてるのをチラッと見たんだ。手が震えてるからボロボロ落としながらな。だからまぁ、2発しか入らなかったわけだが」

浅野脩介
「さすが冷静…」

桐沢洋
「遠くでカチッと音がしたから奴は空になって充填できてねぇとわかった」

野村忠信
「手前の男は撃たなかったのか?ボトルを」

桐沢洋
「俺が後2発だって聞こえる様に言ったんだよ。実際には4発あったわけだがな」

八千草瑛希
「自分の分はバレてないって思わせたんですね…だから撃たなかった」

京橋克之
「詐欺師の才能があります」

野村忠信
「さすが洋クン♪」

天王寺豊
「飛び出してから男を落とすまでのスピードがめっちゃ早かったやないですか」

京橋克之
「喧嘩慣れしている手法です」

浅野脩介
「さすが総長…」

桐沢洋
「喧嘩なんかしてねぇよ!」

野村忠信
「喧嘩じゃなくて決闘だっただけだよね?100人相手の」

桐沢洋
「細かい事は忘れた…」

花井一沙
「拳銃を奪ってから遠くの金髪の男の拳銃を撃ち落とすまでも早かったですね」

野村忠信
「だからジャパニーズマフィアって言われたんだろ?日本人で拳銃の扱いに慣れてるなんてそっちの人間くらいだからね」

浅野脩介
「警察官を忘れてる…」

八千草瑛希
「日本人と拳銃が結びつかないんでしょうね」

天王寺豊
「なのに一発で拳銃を持った手を撃ったからグアムの人もびっくりしたんやな」

野村忠信
「アメリカなら確実に制圧するために射殺は当たり前だし」

浅野脩介
「特にもう何人も殺してるし…ボスだから死なずに済んだ。運のいい犯人」

瀬名香月
「向こうにも京橋さんみたいな取り調べする人がいたらいいのに」

京橋克之
「私ならじっくりと傷ついた手を消毒して差し上げながら取り調べします」

浅野脩介
「塩も消毒の一種…」

天王寺豊
「浸みる~っ!」

京橋克之
「醤油でも…」

瀬名香月
「痛い~っ!」

桐沢洋
「つーわけで、後は頼むな」

野村忠信
「まぁ、なんにしても無事でよかったよ。もうこれ以上はみ出さないでねぇ」

桐沢洋
「俺が事件を呼び寄せてる訳じゃねぇよ。向こうが勝手に来たんだ」

野村忠信
「はいはい。詩織ちゃんにもよろしくねぇ~ゆっくり残りの時間を楽しん…」

桐沢洋
「おわっ!詩織!後ろを通るな!」

野村忠信
「……」

花井一沙
「……」

天王寺豊
「……」

浅野脩介
「……」

京橋克之
「……」

八千草瑛希
「……」

瀬名香月
「わお…」

天王寺豊
「…見てもうた」

花井一沙
「…コメントしていいのか」

八千草瑛希
「色っぽいですねぇ」

京橋克之
「いい目の保養でした」

浅野脩介
「瀬名にはない女子力」

瀬名香月
「否定できません…」

野村忠信
「じゃ、じゃぁね~洋クン♪」

桐沢洋
「お前ら忘れろっ!」




グアムの夜は賑やかに過ぎて行くのでした


~つづく~


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Category - 2課の彼の恋(特捜24時)

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