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夢恋城へ…ようこそ…

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新たな伝説の始まり~第9話~アンジュ

今日の授業終わりに私は急いでミッシェル城に行かなきゃいけない

今日は6ヶ国の王族の皆様が集まるからノーブル様も顔を出される

ゼンさんは総取締役として忙しいから私が代わりにノンちゃんのそばに付いているように頼まれたのだ

ゼンさんが私を頼ってくれるという事だけで凄く幸せな気分になる

だから大学に行きながら介護の勉強や薬学の勉強もした

辛かったけれど頑張れる

ゼンさんが私を頼ってくれるのなら…単純かしら

とりあえず今日は大学が終わったらすぐに家に帰ってミッシェル城に向かわなきゃ…!

終礼のチャイムが鳴ると私はすぐに大学を飛び出した

けれどそこには予想外の事が待っていた

人だかりがあるなとは思ったけれど無視して通りすぎようとすると

「おい!」

「アンジュちゃん~!」

…どこかで聞いた声…

まさか…ね

恐る恐る振り返ると

そこには真っ赤なスポーツカーにもたれるキース様と、その横で思いっきり手を振るロベルト様が見えた

絶句するとはこういう事…っ!

どうしてリバティとアルタリアの王子様がここにいるの!?

「キース様!ロベルト様!」

私は慌ててお二人のそばに駆け寄った

「ごめんねぇ~♪俺達のお姫様が来たから握手会終わりね~」

ロベルト様は回りにいた女の子達ににこやかに手を振る

「ちょっ…!ロベルト様、私は…」

お姫様なんかじゃないし!

女の子達の視線が怖い

「とりあえず乗れ」

ぶっきらぼうにキース様が車を顎で指す

お姫様扱いも困るけど…

この扱いも…

文句言える立場じゃないから私は黙って頷いて車に近づいた

「どうぞ、お姫様」

全く気にしていないロベルト様が助手席の扉を開ける

「私っ…助手席?!ですか?!」

思わず口に出てしまう

「俺だって不服だ…瑠璃以外の女の助手席に乗せるなんかあり得ん」

キース様が露骨に嫌な顔をする

私だって緊張するし!瑠璃様に申し訳…

「だが、ロベルトよりマシだ」

キース様はそう言うとさっさと運転席に滑り込む

「ひどくない?」

ロベルト様はむくれながら後部座席に腰を下ろす

こうなったらどうしようもない…わよね

私は覚悟を決めて助手席に座った


~つづく~


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Category - 新たな伝説の始まり

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