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Love song at the end of a year~年の終わりのラブソング~キース~2

Category - 番外編
瑠璃の作ったピザとコーンスープは絶品だった

何でこいつの料理は美味いんだろう

特別料理の勉強をしたわけじゃない

何の資格もない

どこにも修行に行っていない

なのに生きてきた中で一番美味いと思う

「どうしたの?そんなにピザを見つめて」

瑠璃は笑いながら焼きたてのピザを切っていく

「早く食いてぇなと思ってさ」

「今日は随分と素直ね。はい、どうぞ」

瑠璃に取り分けられたピザにさっそく食らいつく

「よっぽどお腹すいてたのね」

呆れたように瑠璃はワイングラスに白ワインを注いだ

「悪いな…」

「なにが?」

「今年はクリスマスが何にも無かった…」

「そんなの…」

瑠璃は目を丸くしてからクスッと笑った

「イベントはなくてもちゃんと帰ってきてくれた。ちゃんと逢えてる。それで充分よ」

「そんなわけにはいかねぇよ」

「ほんの数年前は会いたくても会えなかったでしょう?キースはリバティ、私はシャルル…海の向こうだったわ」

「そんな問題じゃない。俺がお前に何かしてやりたいんだ。クリスマスが忙しかったから何も無しで済まそうなんて思ってねぇよ」

「…頑固ね」

またもや呆れた顔をして瑠璃は笑うが、これは俺の本心だ

忙しい事を理由にクリスマスや誕生日や記念日を置き去りにする事はしたくない

これは男としての意地と

愛する女を適当に扱いたくない男としてのプライドかもしれない

いや、それ以上に最愛の女の笑顔が見たい

「ありがとう…キースのその気持ちだけで充分心は満たされるのよ」

瑠璃はそう言ってはにかみながら俺の肩に頭を乗せた

言えば宝石でも別荘でも毛皮でも俺に買えないものはない

何だって与えてやるのに

瑠璃はそれを望まない

だから余計に満たしてやりたくなる

「もう少しで仕事もきりが付く。そうしたらゆっくり旅行でも行こうな」

「はい…」

頭を抱き寄せ髪を撫でると瑠璃は子犬のように甘えて体を預けてくる

瑠璃が望むもの…それは平穏な日常

俺とのゆったりとした時間

わかっちゃいるんだけどな

「お前も少しワイン飲むか?」

「ん…」

グラスを取ろうとする瑠璃の手を絡み取ると、俺はワインを口に含んでそっと瑠璃の唇に触れ

分け入るようにこじ開けてワインを流し込んだ

俺の中のワインが少しずつ瑠璃の口の中に流れていく

全てのワインが移って瑠璃がコクリと飲み込んだ頃…

俺の舌は瑠璃の舌を吸い上げていた

「んん…っ」

小さく唸る瑠璃の頭を抱き寄せて離すまいと力を入れる

「はぁ…はぁ…」

ほんの少し空いた隙に瑠璃は息継ぎをする

…目がトロンとしていやがる…

「俺のキスは世界一甘いだろ…?」

「…うん…」

「今度はお前がワインを飲ませてくれよ…」

俺がそう言うと瑠璃は恥ずかしそうに目を伏せて

ワイングラスを手に取った

少しワインを口にすると…

瑠璃は俺に唇を重ねてきた

辛口で…でも甘いワインが俺の咽を潤していく

「…美味いな…もっと…」

「酔っちゃうわよ…」

「酔わせてくれよ…今夜は…」

俺は瑠璃のナイトウェアの裾から手を差し入れて

その肌をなぞった

「早く…」

「うん…」

瑠璃は2杯目のワインを口に含んだ

再度俺の口にワインが注がれる…

俺の手はすでに瑠璃の胸をゆっくりと弄っていた

柔らかなその膨らみは俺の中身を熱くする

ゴクッと飲み干すと、俺はそのワインで潤った唇を瑠璃の首に這わせた

ああ…もう欲しい

止まらない…

瑠璃の上半身はすでに剝かれ

俺はその味を堪能する

ピンと張った蕾を舌で転がし吸い上げる

ベッドまで…もたない…

俺は瑠璃をそのままソファに押し倒した

「ああ…んん…キース…だめ…」

そんな声を聞きながら俺の指はもうすでに瑠璃の中に入り込んでいた

「ああ…っ!ああ…んん!あぁ…はぁん…!」

ソファが揺れる

頭の芯が痺れてくる

ワインと美味い料理と瑠璃に酔わされて

いきり立ったモノが瑠璃の中に焦り気味に沈み込んでいった

「あんっ…!ぁあっ!キース…!キース…!」

必死に俺にしがみつく瑠璃を抱きしめながら俺の欲望の固まりは瑠璃の中を擦り続けた

暖かい…

瑠璃の中は暖かい…いや段々熱くなってくる

濡れて濡れて濡れて…

俺達はベッドになだれ込み、全裸のままもつれ合った

ああ…愛してる…

何でもしてやりたい

お前の望むこと全て…

「キース…そばにいて…それだけでいい…から」

「そんなの…当たり前だろうが…離さねぇよ…」

涙目の瑠璃を抱きしめて腰を抱き寄せる

瑠璃との間に更に隙間が無くなる

キュッと瑠璃の中が締まって…イキそうになるのを必死で耐えた

一途に俺を見つめる濡れた瞳…

お前の為ならキツい仕事も耐えきってやる

お前を守る為なら…

こんな思いを俺に抱かせた女はお前が最初で最後だ

愛してる…

お前以外に使いたくねぇ…

乱れた髪を手櫛ですいてやる

喘ぐ声が俺から理性を引き離す

俺は消えそうな理性をかなぐり捨てて

力の限り瑠璃の中に突き進んだ



夜が明ける頃…

俺達は乱れたままの姿で眠っていた

何度…イッたのか記憶が無い

いつ子供ができてもいいように俺達は避妊していない

俺のモノは瑠璃の中へとたっぷり流れ込んでいったんだろう

「キース…」

疲れ切った声で瑠璃が呟く

「あん?」

「時間…リュークさん…きちゃう…」

そう言われて時計を見れば確かにリュークが起こしに来る時間だ

さすがにリュークに瑠璃のこんな姿は見せられない

「シャワー浴びるか?」

「ん…」

瑠璃が手を伸ばす

甘えているようで、実は足腰が立たないんだろう

ちょっと無理をさせすぎたか

俺は瑠璃を抱き上げてバスルームへと連れて行った

少しだけで湯を張ってバスタブに瑠璃を入れた

と同時にリュークの声が聞こえた

…間一髪だったな

振り返ると瑠璃は恥ずかしそうに俺を見上げている

「しばらくここにいるか…」

そう言うと瑠璃はクスッと笑った

俺達は半身浴しているかのようにバスタブに座って…

座って…







リュークやメイドの声を遠くに聞きながらいつしかまた何度もキスを交わしていた

クリスマスもお預けだったんだ…少しは大目に見ろよな

どんなに愛し合っても飽きない、尽きない…

まるで歌い継がれていくクリスマスソングみたいだ…

俺はゆっくりと瑠璃の腰を抱き寄せてその細い体を包み込んだ

瑠璃の耳元で呟く

“Merry X’mas & Happy New Year”

ずっとずっと守ってやるよ…俺の大切なプリンセス

瑠璃はいつしか俺の腕の中で寝息を立てていた

俺はそっと額に口づけた



「キース様!会議は10時からですからね!」

バスルームの外から空気を読めない声が響き渡る

…リューク

後でぶっ飛ばしてやる!



🍀END🍀

皆様、よいお年を♪





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Category - 番外編

2 Comments

chika  

Re: ご無沙汰してます

ララぽん☆さん、ありがとうございます~♪
やっぱり年の締めはキースでいたかったから頑張った(笑)

マイペースでやっていきますわん♪

また懲りずによろしくお願いします💓

2017/01/01 (Sun) 00:57 | REPLY |   

ララぽん☆  

ご無沙汰してます

Chikaさん、体調はいかがですか?

今年も最後にキースの話を、ありがとうございます♥
やっぱり1番はキースでなくちゃ‼

また来年も楽しみにしてますね♪
あっ、でも無理はダメですよ(^_^;)

今年も一年お疲れさまでした…

2016/12/31 (Sat) 21:21 | REPLY |   

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