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夢恋城へ…ようこそ…

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真夏の夜の怪奇~ウィル~4

Category - 番外編
いったい何日ぶりなんだろうか

俺はフィリップ城へと帰城した

「ウィル様!」

本来なら翌朝帰る予定だったがなぜか胸騒ぎがして予定を切り上げて深夜になったが帰ってきた

慌ててクロードを始めメイド達が出迎えに走ってくる

…ノエルは?

まぁ、深夜だ

寝ているのだろう

連絡もしなかったし

口に出せばクロードの苦り切った顔を見る羽目になる

「報告は明日の午後の会議だったな」

「はい」

俺のスーツの上着を受け取りながらクロードは足早に付いてくる

「10時まで起こすな」

久々の自分の部屋だ

ノエルとのんびりしたい

「…畏まりました」

渋々と言った顔でクロードは頭を下げる

相変わらず俺がノエルを想う気持ちが気にくわないらしい

一体いつになったら改まるのか…

俺は無表情を保ちつつ小さく溜息をついた

「ふみゃあ~」

不意に足元に柔らかな感触を感じた

「クレアか…ただいま」

ノエルが拾って来た子猫はもうすっかり大人の猫に成長した

真っ白な毛並みに左右が黄金とブルーの瞳

幸運をもたらすと言われるオッドアイを持つ



その高貴な顔立ちと媚びない表情で宝石を散りばめた首輪を身につけ、俺に抱かれてテレビに出た時から《プリンセス クレア》と呼ばれている

ある意味ノエルより有名になった愛猫だ

「猫ですら出迎えるのに…」

クロードの小声をあえて無視する

俺が抱き上げるとクレアは喉を鳴らして頬を摺り合わせてきた

そのクレアが俺の部屋の前に近づいた時、急に目を見開いて顔を上げた


~つづく~



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