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特捜×ショコラティエコラボ☆天王寺と純四郎☆3

潤がまた俺の家に戻ってきたのは夜の事だった

今度は保護者だという兄貴2人を連れて来た

「この度は弟がご面倒おかけして申し訳ありませんでした」

長男だという優男が頭を下げた

「楽しかったよー!ね、天王寺の兄ちゃん」

とニカッと笑った潤の頭をもう1人の厳つい兄貴がパシッと頭をどついた

ワイルドやなぁ…

「お前もちゃんと謝れ!」

潤は頭を押さえ付けられて厳つい兄貴と共に頭を下げた

「かまへんって!溺れたわけちゃいますし。何より子猫を助けようとした勇気と優しさを褒めてやってください」

俺がそう言うと長男の一吹と名乗った兄ちゃんがほっと微笑んだ

「…いい男やなぁ~」

ボソッと呟いた古都葉の事は後でゆっくり締め上げよう

あれ、この兄ちゃん…

こっちの厳つい兄ちゃんも見た事あるような…

「あっ!」

「な、なんやの!」

「ニャー!」


叫んだ俺に古都葉と抱かれていた子猫が同時に叫んだ

「あんたら…表参道のチョコレート屋ちゃうん?!」

思い出した

ショコ…ショコなんやったっけ

要はチョコレートや!

「氷室先生と一緒にうちのボスと野村さんが入り浸ってるとかいう…」

「あ、ああ…警視庁の方でしたか!確かに氷室先生と桐沢さんも野村さんもよくいらしてくださいます」

一吹兄ちゃんが安心したように微笑んだ

「とろける笑顔やなぁ…」

古都葉はやっぱり後で締めたる…

それからはなんやら打ち解けたように話が進んだ

「で…結局この子猫は飼えないんやな」

俺の言葉に一吹兄ちゃんが申し訳ないと頭を下げた

「実はもう1人潤の上に弟がいるんですが…その三斗希が猫アレルギーらしくって」

「うそ!みっちゃんが?!」

潤も驚いて兄貴を見上げた

「今回の話を聞いて、天王寺さんにご迷惑かけてもと思い、子猫はうちで引き取ろうと仁とも話したんですが…その時に三斗希が初めて自分は猫アレルギーだと言いだしたんです」

「どうやら連れの家に行って初めて猫に触ったら肌が荒れたらしいです」

厳つい仁兄ちゃんもすいませんと頭を下げた

「アレルギーならしゃあないわなぁ」

古都葉はなぜだか嬉しそうに子猫の頭を撫でた

わかってるわ

もうガッツリ情が移ってるんやろ

逆に潤の家に引き取られたら落ち込むとこや

「まぁ…それならうちで飼うか」

俺の言葉に古都葉はにまぁ~と笑った

にこっとかやない所が浪花の女やわ

「ほなら潤、たまに子猫に逢いに来いや」

「うん!いっぱい来るね!」

無邪気に言う潤にまた仁兄ちゃんのゲンコツが落ちた




レ・クランのショコラとやらを古都葉は嬉しそうに頬張っている

御礼とお詫びにと潤の兄貴達が持ってきてくれたものや

こんだけあったら1万円以上あるらしい

古都葉がちゃっかり計算してたわ

滅多に食えない高級ショコラとやらを俺も食ってみた

「美味いやんけ!」

「そりゃそうやで!あの次男のお兄ちゃんは何回もコンテストで優勝してるんや」

「すげーな」

俺は感心しながらまた1つ口に放り込む

美味いなぁ~!

「なんや、豊君の食べ方はたこ焼きと変わらんなぁ」

「ちゃうわ!」

わいわい言いながら食い続ける俺らの足元で子猫は腹を上に向けて寝ている

根性の座った奴や

そういや…名前なんにする?


~つづく~



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Category - 特捜×ショコラティエ コラボ

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