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王子×特捜×ショコラコラボ☆プリンスは突然に…13

【王子’s Eye】

キースが3個目のプリンに手を伸ばした

「キーちゃん、ペース早くない?」

「誰も取らないですよ?」

ロベルトとエドワードがのんびりとお茶をたしなみながらキースの方を見る

「誰もそんな事は思ってねぇよ!だいたい小さすぎるんだよ!」

「わかりました。今度日本に行ったら前もってオーナーに特大サイズを作って頂きましょう」

「エドワードはキースに甘いな」

ウィルが苦笑する横でグレンは抹茶味のショコラを頬張っていた

「やはり俺が行くべきだったか」

一人難しい顔をするジョシュアだが他の5人は全く気にしていないようだ

「だからぁ~ジョシュアが行ったら大事になるってば」

「一度国の象徴とされる方とお会いした事のあるジョシュアが今回は何も言わずに寄りましたって訳にはいかないでしょう」

「ロベルトだとお気軽感がダダ漏れだし、ウィルが行ったら大騒ぎになるし、キースが行ったら何事かと勘ぐられるしな」

「そう言うグレンが行ったら嘘がつけなくって顔に出て探られる…」

「なんで俺だと勘ぐられるんだよ!」

キースが3個目のプリンを食べ終わってようやく紅茶に手を伸ばした

「陰謀感を醸し出してるからじゃない?なんたって俺達の間じゃ魔王だし~」

ロベルトはカラカラと笑ってからふと首を傾げた

「あれ?俺ってお気軽感がダダ漏れって言われた?」

「…遅い」

ウィルが呆れたように笑う

一見和やかな王子達のティータイムのようだが…

「ジャンの情報だと《レ・クラン》という組織はアジアに手を伸ばしているらしい」

ジョシュアがジャンから渡された書類に目を落とす

「世界最大の金鉱を探し当てたと噂になっているのか」

「金鉱が文字通り金鉱とは限らねぇけどな」

キースが配られた書類を指で弾く

「金鉱という名の石油なのか、ダイアモンドの鉱脈なのか…麻薬の新しいルートかも」

ウィルがゆっくりと眼鏡を外す

「急に億単位、いえそれ以上のお金が動いたって事ですね」

エドワードは逆に眼鏡をかける

「それを世界中の裏の組織が見逃す訳がない」

グレンはまた三斗希が作ったショコラを手に取った

「お金は欲しいもんねぇ~この頃裏の社会の皆さんも財政難らしいし」

ロベルトはいつもの癖でクッションを膝に抱えた

「その《レ・クラン》をマフィアが狙うのは当然の事だ」

「《レ・クラン》はフランス語で宝石箱って意味だからね」

キースの言葉にウィルが頷いてプリンに飾られたショコラに書かれた《レ・クラン》の文字を見つめる

「偶然…だけどね」

そう…

今、一部の世界で急に名前が浮上してきた《レ・クラン》という名前

それはエドワードが言ったように急に億単位以上の金品の流れに関与したと噂されている組織の名前だった

それが偶然にも《レ・クラン》だったのだ

そして…

「先月フランスにある《レ・クラン》という名前のレストランが襲撃された」

ジョシュアが目を落とした先には無残に爆破されたレストランの残骸が写真に治められていた

「イタリアでも《レ・クラン》っていうホテルに車が突っ込んだんだよね」

ロベルトも小さな溜息つく

「そして先週、リバティにある《レ・クラン》という名前の会社の所有する飛行機が爆破された」

キースが忌々しげに吐き捨てる

「…偶然じゃないな」

「間違いなく狙われているという事だ《レ・クラン》が」

ウィルとジョシュアが目を合わせる

「…彼らを守らないとな」

ジョシュアの言葉に全員が頷いた


~つづく~




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Category - 王子×特捜×ショコラティエ コラボ

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