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王子×特捜×ショコラコラボ☆プリンスは突然に…18

【桐沢’s Eye】

職種も国籍も企業、店舗としての規模も違う

共通点はただ《レ・クラン》という名前でしかねぇ

だったら可能性としてあり得るのは…

「何者かがレ・クランという企業なり団体なりにメッセージを送ってると思うしかねぇんだが…」

「なんのメッセージ?」

野村がいつもと変わらないポーカーフェイスのまま俺に返す

否定しないところを見ると野村もまだ結論に至っていないのだろう

「《レ・クラン》に対して我々の言うことを聞かなければこんな風に危害を加えるぞ…的な?」

野村がいうのはもっともだが…

「そもそも標的がバラバラとだ。その我々とか言う連中も《レ・クラン》が何者かわかっていないのだろう」

氷室の言葉にも頷ききれないが…遠からずといったところか

バラバラだからこそ一吹の店もいつ標的になってもおかしくない

「でも…うちの店は他の被害にあった《レ・クラン》からしたらとても小さな店ですよ?たかが兄弟4人だけでやっているショコラ専門店です。国際的に何かをしようとしている組織からしたら、なんのメリットも無いと思うんですけど…」

困惑気味に言う一吹だが…

こいつは一筋縄でいくタイプじゃないのは短い付き合いだがわかった

いわゆる野村と同じ人種だ

そつの無い笑顔の下に本心を巧みに隠しやがる

全く訳がわからない状態に置かれた一般人ならもっと怯えるもんだ

一吹は…

自分達が襲われないのをわかっている んじゃないのか

「一吹クンの店はさぁ~ドレスヴァン王国から直々にお招きされたり、今度はシャルル王国の王子がわざわざ寄るような店なんだよ~
つまり…今、一番有名な《レ・クラン》だと思うけどね」

野村が笑顔で一吹を見据える

「そんな事ないですよ…だとしても一時の事です」

「でもそれ見逃すかなぁ」

「俺達には国際的な陰謀に見合うような財産はなにもないですよ」

「またまた~謙遜しちゃって」





狐と狸の化かし合いか

黙って野村とのやりとりを見ていた氷室がコトッとコーヒーカップをテーブルに置いて一吹に対した

「逆に…エドワード王子が来たのはその組織とやらに一吹の店を教えるためじゃないのか?無名だった東京の一ショコラ専門店がSNSで全世界に居場所を知られたのだからな」

「エドワード王子が?それは無いはず…」

「なぜそう言いきれる?お前はエドワード王子の何を知っているんだ?」



氷室のカマシに一瞬一吹の顔が引きつったのを見逃さなかった

もちろん野村も…



~つづく~



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Category - 王子×特捜×ショコラティエ コラボ

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