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王子×特捜×ショコラコラボ☆プリンスは突然に…22

【アルベルト’s Eye】

我が主の長所は時も人も場所をも問わず、空気を和ませる事ができる

これは持って生まれた天性のもので…

国王様から直に受け継いだ血筋と言っても間違いではない

逆に短所と言えば…

「ジョシュアが何か企んでる?そうなの?」

全く人を疑わない事であり

それを追求しない事でもある

これもまた…国王様からの血筋のようだ

残念ながら…



日本で捕らえた男は謎の組織〈レ・クラン〉の財源を狙うどこかの国のマフィアだろう

偵察に同名の〈レ・クラン〉に来るくらいだから下っ端であることは間違いない

そんな下っ端を締め上げた所で組織の解明にはほど遠い事はわかりきっていた

それをわかった上で確保し

わかりやすくリバティの大使館に連れ込み

大国リバティが乗り出していることをキース様は〈宣言〉なされたわけだ

シャルルの次期国王様が訪れた店に現れた曲者をリバティが確保した…

もはや日本の警察の手出しできる範囲ではない

「そりゃあ~日本の警察は何にもできなくなるから、あれこれ捜査できなくなるもんねー」

ロベルト様はもぐもぐとマフィンを口にしながら書類をめくろうとされるので、ぺしっと手を叩いてナプキンを渡した

…いくつになっても子供だ…

「アル~次はカモミールティがいいなー」

全く反省することなくロベルト様はにっこり笑いかける

私は小さくため息をつきながらカモミールティの準備を始めた

「ジョシュアがさぁ、何かを企んでるかもしれないって言うけどさ~別によくない?」

ロベルト様はマフィンと別の皿にセットされていたクッキーに手を伸ばした

…いつからこんなにおやつが増えたのか…

第一子の王女様をお生みになられてからのルーティア様の食欲は右肩上がりだ

制限させているのだが産後に栄養は必要だとか言ってマリアに毎日催促が来る

ロベルト様へもその余波がくるわけだ

「だってジョシュアがその隠してる何かを悪用するとか、アルタリアに不利益になるような事するわけないじゃん」

「国益より友情を重視する事は悪いとは思いませんが」

以前、インフルエンザが大流行した時のリバティとフィリップの対応をお忘れなのだろうか(詳しくは第4章をお読みください♪)

確かにアルタリアに新型インフルエンザの研究データを無償でお渡し頂いた

おかげで世界で最も早くに薬を開発して全世界から注文を頂き、アルタリアの経済は飛躍的に向上した

しかしその後、流行が去って需要がなくなり、一気に失業率をあげている

そこは政策の腕だと言われればその通りなのだが…

キース様とウィル様はそこまで見込んでアルタリアに全権を渡された事を思えば、ロベルト様のこの能天気さは如何なものかと思う…

今回のドリアポスの仕事に関して〈レ・クラン〉という組織の実態をドレスヴァンがいち早く掴んだとして…それが我々にどう影響するのか

ロベルト様は考えておられるのだろうか

「だってジョシュアだよー悪いことしないってば。俺達の仲だよ。なんくるないさ~」




…考えていない




私はこっそり胃薬に手を伸ばした



~つづく~




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Category - 王子×特捜×ショコラティエ コラボ

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