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王子×特捜×ショコラコラボ☆プリンスは突然に…35

【ジョシュア’s Eye】

キースの前にジャンはコーヒーを置く

微妙に俺のものとは色が違う

そう思うとすぐに違う香りが鼻をかすめていく

それにキースも気づいたようだ

「これは…リバティのブレンドか?」

「はい。リュークさんにキース様のお好みのコーヒーの配合をお聞きしております」

「リュークが言ったんじゃなくてお前が聞いたんだろ」

「丁寧に教えて頂き感謝しております」

「ふん…むかつくくらいできた執事だぜ」

キースは鼻をならしてコーヒーに口を付ける

ジャンが優秀なのは当たり前だ

誰の執事だと思っている

「で、誰を確保したんだ?」

「国家機密だ」

「ドレスヴァンの国家機密なら俺も口を出さねぇ。だがお前はドリアポスの名前を出すなと言った。つまりはドリアポスの国家機密だろ?俺に知る権利はある」

「屁理屈だ」

「権利じゃねぇな。義務だ。教えろ」

コイツはどれだけ地獄耳なんだ…

いや…

それ以前にキースは何を目的にドレスヴァンに来たんだ

事前になんらかの情報を掴んでいないと来る意味はない

こっちの情報が漏れていたということか

スパイ活動はドレスヴァンの専売特許ではない

リバティもフィリップも情報収集力は世界トップクラスだ

100パーセントの隠匿は難しいということか

チラッと見るとジャンが顔を引きつらせて頭を下げている

それを見てキースがまた鼻をならす

「お前はポーカーフェイスのつもりかもしれないけどバレバレだからな」

「……」

俺か?

「無表情で隠蔽したければウィルを見習え」

…気のせいかジャンがにやついた気がする

「わかったら吐け」

取り調べか

目がぎらついている

好奇心の固まりのような男だ

何にでも食いつくロベルトとは違う餌を選ぶ奴だがな

俺はため息をついて椅子の背もたれに体重をかけた




~つづく~





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Category - 王子×特捜×ショコラティエ コラボ

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