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王子×特捜×ショコラコラボ☆プリンスは突然に…38

【キース’s Eye】

仮想通貨か…

《レ・クラン》が巨額の金を稼ぎまくっているという情報を聞きつけた世界中のマフィアが狙っているのはわかっていたが、その大元が仮想通貨だとはな

「だから表だって紙幣や金塊が動かなかったわけか」

「それでも金は動く…新しい形だな」

ジョシュアは無表情のままコーヒーを口にする

新しい形を古い体制のドレスヴァンが掴んだ事に腹は立つが…やはり侮れなくなってきやがった

それより問題はその後だ

「で、《レ・クラン》は今どうなっているんだ?」

「知りたいのか」

「質問に答えろ!」

いちいち面倒くさい奴だ

「マフィアもバカじゃない。薄々感付いて《レ・クラン》を自分の手中に納めようとしていた」

「だろうな。誰もがそんな連中が欲しいだろう」

そのために《レ・クラン》という名のつく者を攻撃して炙り出そうとしたんだ

無関係なのにどれだけの連中が被害を受けたと思っていやがる

「だから保護した。それだけだ」

「はぁ?」

淡々というジョシュアに思わず詰め寄った

保護しただと?

《レ・クラン》が何者かわかっているのか?!

てっきり俺はジョシュアが《レ・クラン》の正体を嗅ぎつけ、これから行動するものだと思っていた

それを横から掠め…いや情報共有しようと探りを入れたのに

まさかその先を行っていたとは

ジョシュアは平然と頬杖を付いたまま俺を見据えて微妙に口角を上げた

「お前みたいな連中に身柄を押さえられたら悪用されかねないからな」

「なんだと?!」

ケンカを売っているのか!?

「キース様に余計なお手間を取らせないように事前に行動させて頂いたのですよ」

ジョシュアの横にいた真鈴が穏やかな顔で入ってくる

「…通訳を介すと意味が変わるな…」

俺の嫌味にも2人揃ってシラッとしていやがる

チッ…似たもの夫婦が

「イギリス人の4兄弟が《レ・クラン》の正体だ」

「イギリス人?」

「ああ…15才から32才までのやたらIQの高い連中だ。遊び感覚で仮想通貨のハッキングに興味を持ったという事のようだ」

遊び感覚だと?ふざけるな!

「遊びでやった事の代償が大きすぎた事に今更ながらに気づいた所だ。マフィア連中が自分達を探し回っていることに気付いて怖じ気づいていたところを保護してやった。それだけだ」

それだけな訳ねぇだろ!

世界中のマフィアが狙ってる連中だぞ

どこに匿うっていうんだ

「安全な所に決まっているだろう」

だから…っ!

ん…

まさか…






「ここ…か?」

俺が部屋をぐるっと見回すとジョシュアはニヤリと笑った



~つづく~






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Category - 王子×特捜×ショコラティエ コラボ

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