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夢恋城へ…ようこそ…

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第7章-299話

Category - 第7章
ジャンはティナが震えながら必死で自分の右手を左手で押さえているのに気づいた

「ジョシュア様…」

「ん?」

「本物のマイクロチップはあの女の右手かと」

そっと耳元で囁く

「…埋め込んだか」

「恐らく…」

「取り出すことは可能か」

「取り押さえて皮膚を切り開けば…」

「…今は無理だな」

冷静で冷酷な会話が平然と交わされる

楽しむようににんまりと口元を緩めるレオナルドの背後でとうとうクリスティアーノは膝から崩れ落ちた

ドスっという地響きがする

…が誰も気にとめない

誰もが各々の力量で足を踏ん張っているのだ

リリィですら…だ

そんな中、特別力を入れている様子もなく、キースはマイクロチップをアンドリューの前に突きつける

「寝物語とは言え立派な証拠になる。王家転覆を目論み、画策を練る…そしてその言葉通りの事が実際に起こっている。お前が預言者でも無い限り実行犯とみていいだろう」

「そんな会話の何が証拠になるっ!」

「ほぉ~そんな会話って言うのは認めるのか」

「…っ!そ、それにそれが俺とその女だという証拠がどこにある!」

「わざわざ声紋検査にかけられたいのか?甘ったるい喘ぎ声まで…?悪趣味だなぁ」

「貴様…っ!」

アンドリューは思わず前に出た

咄嗟にリュークが間に入り、アルベルトがキースを背後に庇った

「おーい!君の主様はこっちですよー」

ロベルトの声がふわっと宙を漂う

「まぁ…オッサンは俺が守るからアルは気にしないで」

「グレン様…恐れいります」

「どういたしまして」

オリエンス王子とアルタリア執事の会話も空中を舞う

「そういえばいつの間にか俺の後ろにいたエドワードはキースのそばにいるな」

「エドちゃんはキースが大好きだもんなぁ」

「まぁ、ルイスがそばにいるから安心か」

「気のせいかグレンちの執事君もエドちゃん寄りにいない?」

「俺達は自力で戦える自立した王子だって認められてるのさ」

「おー!ポジティブに成長したねー!お兄ちゃんは嬉しいよ♪」

陽だまりの中でお茶をしているようなロベルトとグレンである

「な…な…何なんですか…っ!貴方達は…」

わなわな震えるクリスティアーノ王子を見下ろしながらシラッとルシファーが呟いた

「次期国王様方です」


~つづく~




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Category - 第7章

2 Comments

chika  

ロブたんって本当に貴重!グレン君もなるべく原作から崩さない程度にロブたんの相方になってもらってます(^ー^)

2020/01/05 (Sun) 19:36 | REPLY |   

オババ  

(≧∇≦)b

緊迫感満載のはずの現場でのロブたんとグレたんの会話が楽しすぎる(*`艸´)男前キース大好物であります("`д´)ゞ

2020/01/04 (Sat) 01:58 | REPLY |   

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