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夢恋城へ…ようこそ…

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第7章-300話

Category - 第7章
ティナは頭をフル回転させる

アンドリューはこの作戦が成功したら私を横に並ばせたいと言った

お前のような女は王妃向きだ

大人しいだけの女はもう飽きた…俺がフィリップを治める時には俺の右腕として隣にいろと

いずれキースは俺の傘下に下る。そうしたら大国リバティも俺のものだ

お前は2カ国の王の横にいられるのだぞ








……

……

隣にいろ…?

ティナは息を飲んだ

隣にいろと言われてティアラを載せて煌びやかなドレスを纏い、フィリップ王城のバルコニーに立ち、私の名を呼び称える民衆に手を振る姿を想像した

それしかない

それ以外になにがある?

しかしティナは気づいた

アンドリューは《王妃にする》とは言っていない

《王妃向き》とは言われたが《俺の王妃になれ》とは言っていない

「あの約束は……?」

ティナはアンドリューを見上げた

「あの約束とはなんだ…ロレッタ嬢と約束なぞしていない」

冷たい冷たい声が降ってくる

ベッドの中で聞いた甘い声と同じ人物とは思えない

あの甘い声とは…

ティナは右手をギュッと握り締めた

私は…この人を信じていいのか?

私が信じるべきはキースなのか?

どっち…どっち…

どっち…が私に有利…?




ティナの頭の中を打算が蠢く

計算高い女と言われた事もあった

より金の匂いのする方に舵を切って生きてきた

だから今もティナの頭の中というより金への嗅覚が体の中を占領していく

生きていく為の野性の勘…と言ってしまえば聞こえがいいが…

そんなティナが人生最大のミスを犯した

本人は全く気づかないままだが…









ティナが《道具》として使用した者はティナよりも頭がよかった…生き残る術を、そして強運を持っていた







~つづく~




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Category - 第7章

3 Comments

chika  

ははは(笑)みんな手厳しい(^◇^;)

2020/01/05 (Sun) 19:34 | REPLY |   

オババ  

┐(-。ー;)┌

人を道具として使うやつは自分も道具として使われるんだよ!リバティの地下牢で独りでダンスしてなさい‼️


2020/01/05 (Sun) 18:51 | REPLY |   

あや  

ハラハラドキドキですね!
ティナさん😅どちらが有利いうても、あーた。
どの国からもお払い箱されてますのに💦リバティにいっても生きられたとしてもあの地下牢・・・じゃないのかい?


城主さまは明日からお仕事でしょうか?お疲れ様です。
昨日から私働いておりますよ😭皆様も今日はのんびり過ごして明日に備えてくださいませ。

2020/01/05 (Sun) 13:45 | REPLY |   

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