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夢恋城へ…ようこそ…

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第7章-325話

Category - 第7章
「…どうしたの?そんなにお腹すいちゃいました?」

俺の腕の中で瑠璃はキョトンとして首を傾げる

「取り急ぎチーズフォンデュ作ったから食べましょう」

瑠璃は俺の腕からスルッと抜けてテーブルにチーズフォンデュセットを置いて回りに具材を置いていく

一口サイズのステーキや茹でた野菜、素揚げという事をした野菜、トマトとかが皿に盛られている

何でもないバケット

生ハムやトマトが乗ったバケットもある

「お城のダイニングのテーブルだと広すぎて一緒にチーズつけれないですものね」

俺達だけで食事するために置かれたテーブルは父上達と一緒に食べるテーブルとは二回り程小さい

瑠璃に言わせればこれが通常の庶民の家にあるサイズらしい

「白ワインでいい?」

「ああ…」

瑠璃がワインセラーから持って来たのは、さすがにワインについて勉強したらしく今年いい出来と言われたものだった

「俺が注ぐ」

そう言って瑠璃からボトルを受け取り、ソムリエナイフで切れ目を入れてコルクを抜く

「……」

何故だか瑠璃がにやついている

「なんだ?」

「…かっこいいな…と思って」

「それはソムリエナイフがか?俺がか?」

「わかってるくせに」

そう言うと瑠璃はふふっと笑った

「じゃあかっこいい俺に乾杯」

「はいはい」

俺達はそっとワイングラスを合わせた

俺は……







こういう幸せの時間をどれだけ瑠璃から奪ってきたのか

お互い公務に追われて中々会えない中、それでもあった少ない共有の時間を俺はリリィに使った

それを黙って見送る瑠璃の気持ちをわかっているつもりで、それに甘えていた

俺は本当にバカだった…

俺は向かい合ってワインに口を付ける瑠璃が眩しくってしかたなかった






~つづく~





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Category - 第7章

2 Comments

あや  

冷静に考えることがやっとできたんだね。
キースは若いし、普通の男子にはない重責な任務もあるし苦悩もするだろうけど、ささやかな幸せを忘れちゃダメよ。後悔する事で本人が成長することもあるし、お勉強できたと思ってさ😊瑠璃との絆がより深くなってリバティの未来が明るくなる事を願ってさ✨

リリィは確かに家の為に使われてしまったけど、そうよ!同情はしない!

2020/02/24 (Mon) 11:48 | REPLY |   

オババ  

下手をすれば無くしてたからね。それを身にしみて分かったんだから、これからは瑠璃ちゃんを泣かさないでよ!世界一幸せな花嫁👰世界一幸せなプリンセス👸お願いね✨

2020/02/24 (Mon) 10:08 | REPLY |   

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