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夢恋城へ…ようこそ…

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Amour béni~シャルル国王~2~

そんな簡単にお妃候補は見つからないものだね

僕は誰よりもマメにパーティーに出ているし、誰よりも丁寧に多くのお嬢さん達と踊っているのにね

そんなある日、急に天使が舞い降りた

それは世界中のブランドのモデルとして活躍していたカトリーヌだった

彼女は貴族ではないにしろデザイナーの両親の元、裕福な家庭に育ち、僕らが出るパーティーにも時々顔を出していた

その活発さに僕は惹かれ、彼女は他の女の子達とは違うと感じていつしか付き合うようになっていた

彼女の話は僕の知らない世界で魅惑的だった

父と母も格段に反対するわけでもなく

彼女も王家の開くパーティーに頻繁に僕のエスコートで出るようになった

当然の事のように僕は結婚を意識するようになった

いよいよプロポーズでも…と思っていたのだけれど

彼女が突然僕から離れて行った

理由は…

「私は貴族ではないから…」



どうして?

確かに貴族という称号はないけれど裕福な家で、世界中の富裕層とも親しい

パーティーでもそつなくこなす

何がダメなの?

「…ごめんなさい」

彼女は何も言わず去って行ってしまった

フランスに渡りモデルとしてもっと上を目指すのだという

僕は…唖然としてどうしたらいいのかわからなかった

「やはり王族たるもの最低貴族との婚姻でなければな」

「一番は他国の王族が望ましいがの」

「リバティの貴族がいいのではないか?ラティフィーヌ様は本当に素晴らしい!」

そんな王族会の声が聞こえてきた

祖父の時代に発足したと言われる王家の血筋で固められた会で

あっと言う間に大きすぎる権限を持つようになっていた

カトリーヌが王族会からの圧力で僕から離れフランスに渡ったと知ったのはそれから間もなくの事だった…

一体王族会とはなんなんだ…

そう思うが僕の力でどうこうできるものでないと国王になる日が近付くにつれてひしひしと感じるようになっていた

《ニコラスの好きになった人と結婚しなさい》

母はそう言って微笑んでいた

それは無理なんだよ…

母はリバティの宝石と呼ばれ、リバティの貴族の娘だし、おじい様はリバティからの侵略の楯になると思って結婚を推奨したんだ

たまたま、父と愛し合う事ができただけでしょう?

本人には言えないけれど…

なら僕はどうしたらいい?

国のために為になり
王族会に反対されない身分の人を選ぶのが次期国王の役目…なんだよね

僕の意思はない…

そして僕はカトリーヌを追わなかった




~つづく~





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私の明日からの活力になります┏○ペコッ





Category - 番外編☆国王編☆

2 Comments

あや  

しょぼん⤵︎⤵︎⤵︎
レースフリフリに張りが無し😂

2020/02/23 (Sun) 09:46 | REPLY |   

オババ  

王族会ホント腹立つな!( `ー´)

にしても、弱すぎるよ💨反骨精神ZERO~。

好きなんでしょ!結婚したかったんでしょ!戦おうよ!!

運命ってなんだろね😞💨。

2020/02/23 (Sun) 09:35 | REPLY |   

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