FC2ブログ

Welcome to my blog

夢恋城へ…ようこそ…

Article page

第8章-12話

Category - 第8章
キースがニヤニヤしている…

もうっ…!

私はふんっと横を向いた

「リュークに聞いたぞ。随分と啖呵切ったらしいな」

言わないで!

必死だったんだから!

強くならなきゃって自分じゃないキャラを一生懸命作って必死で見栄張って

リリィさんを傷つけてもしかたないんだって言いきかせて





結構キツイ事を言っちゃった

いっぱい傷つけちゃったな…

嫌だっただろうな

家族と引き離されて

この先の生きる術も無くって

誰も救ってくれなくって

なのに追い打ちをかけられて…

ああ…自己嫌悪…

「まぁ…お前がそうなるのは想定内だったけどな」

キースは執務室のソファに座る私の元に歩み寄ると隣に座った

「けど…それも乗り越えなきゃいけない試練だ」

そんな試練いらない…

「今回は私的な事案だったがこの先政治的な内容で俺に代わってお前が発言しなくてはいけない場合も出てくるだろうからな。お前がオドオドしていたら国民も不安になる。いつでもどこでも堂々としていろ」

わかってるけど…

「まぁ…笑ってやられても困るけどな。その優しさが瑠璃のいいところだし…」

キースは子供にするみたいに頭をゆっくりと撫でてくれた

「だから俺はお前を好きになったんだ」

そっと額に押し当てられる唇が暖かくて

強張っていた心がちょっとほぐれた

これも王妃のお仕事…試練なんだと改めて思う

はぁと大きく息をついてキースに抱き付くとゆっくりと抱きしめてくれた


一方、とある街中…

少々挙動不審な少女が駅の改札口で切符を買おうとしていた

「えっと…乗り継ぎしないと行けないんだっけ…どこ?」

見慣れない路線図に悪戦苦闘している

「え~?休日ダイヤって何?今日って何曜日?」

基本的なところから迷っている

「いくらかかるんだろう…お金、おろしてからの方がいいよね…でも私の使ってた銀行あるのかな…」

他の銀行でも下ろせる事がわからない

「もう!前は出来てたのに!やり方が変わってる~!」

半べそをかきながら路線図を睨みつけている

「大丈夫!出来る!私がやらなきゃダメなんだ!」

よし!と気合いを入れるとまずは駅員の元に走っていった



~つづく~




拍手をポチッと押していただけると嬉しいです󾬏
私の明日からの活力になります┏○ペコッ


Category - 第8章

3 Comments

オババ  

ふと思った……もしかしてノエル?

お忍びで一人でリバティにクロードの減刑嘆願とか?

2020/03/24 (Tue) 01:12 | REPLY |   

chika  

おほほほ😁😁😁誰でしょう~❗❔👅

2020/03/23 (Mon) 22:12 | REPLY |   

オババ  

瑠璃ちゃんよく頑張りました(*’ω’ノノ゙☆パチパチ1つキースの妃としての階段を上がったね✨

で、誰!?えっ、トラブル!?
使ってた銀行……過去形だよね……前は出来てた……お嬢様じゃない?だぁ~れぇ~💦

2020/03/23 (Mon) 10:53 | REPLY |   

Post a comment