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ドレスヴァンのとある休日~7~

Category - 番外編
部屋に戻ってルームウェアに着がえると程なくしてラピスがワゴンを押してきた

ジャンがいつものように俺達の前に料理を並べていく

「本日は真鈴様のお好きなグラーシュをご用意させて頂きました」

グラーシュとはドイツのビーフシチューだ

この別荘のある地域にグラーシュの名店があり、真鈴が好きなのだ

「まぁ!あのお店の?」

「はい。シェフにレシピを教えて頂き、同じ味がお楽しみ頂けるかと思います」

そのあたりは抜かりがない

いずれジャンを褒めておこう

グラーシュと言えばワインよりはビールが合う

それもふまえてジャンはビールをグラスに注いでいく

次に注がれるであろう赤ワインもワゴンの上に用意されている

「ジャンさん」

「はい」

真鈴が定位置に戻ったジャンに声をかけた

「お料理全部出してしまったらもう下がってくださっていいですよ」

「え?」

「ジャンさんもテニスしてお疲れでしょう?後は私がやるからもう下がってお休みしてください。ラピスもね」

その言葉にジャンとラピスも顔を見合わせる

「それとも俺達と深夜まで付き合って飲むか?」

俺が言うとジャンは慌てて一歩下がった

「ではお言葉に甘えて休まさせて頂きます!」

…逃げたな…

「露天風呂も皆さん使ってくださいね」

俺も許可する旨を伝えるとラピスが嬉しそうに頬を押さえた

「…言っておくが俺はお前やジェシカとは一緒に入らないからな…」

ジャンが引きつった顔のままラピスを横目で見る

…男同士だから構わんと思うのだが…

「では失礼致します!朝はお呼び頂いてから参りますのでごゆっくりお休みください」

一礼してジャンとラピスが出て行く

閉じられた扉の向こうから

「え~ジャン様ぁ!お風呂一緒に入りましょうよー」

「断る!なんでお前達と…」

「ジェシカ先生だって喜びますよ!リゾラバしましょう~🎵」

「だから断る!」

騒がしい声が遠ざかっていく

思わず真鈴と顔を見合わせて吹き出した

引きつるジャンの両腕を胸までバスタオルを巻いたジェシカとラピスが絡みついている姿が容易に想像できる

何度も言うが全員男だ

「皆さんにもリフレッシュは大切ですものね」

「ジャンには地獄だろうがな」

笑い合いながら俺達はグラーシュとビールを口にした




~つづく~




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Category - 番外編

2 Comments

chika  

これはこれで1本 話がかけそうだわ(笑)

2020/04/16 (Thu) 05:56 | REPLY |   

オババ  

頭のなかで天国と地獄が流れた(笑)天国なジョシュアと地獄なジャン( ゚∀゚)

ジャン~🎵見た目には両手に華よ(((*≧艸≦)ププッ

2020/04/15 (Wed) 19:16 | REPLY |   

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