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第8章-24話

Category - 第8章
ティナの取り調べも3日目となっていた

最初駄々をこねていたジェシカも仕事と割り切ったようだ

…とは言え

「あんたってば本当にしぶといわねぇ」

ジェシカは大きく溜息をついてベッドで身を起こしているティナに目を向けた

「そう?結構素直な性格だと思うけど」

ジェシカとは反対方向の窓の方を見るティナはあの事件の時よりいくらか痩せた気はするが、精神的にやつれた感じはしない

そこがジェシカにしぶといと言わせるゆえんなのだ

「あんたさぁ…」

「名前あるんですけど~」

「はいはい、ティナさん。質問していいかしら」

「好きな食べ物はTボーンステーキ。ミディアムレアね」

「誰もそんな事聞いてないわよ!」

ジェシカの調子が狂わされている

「まぁ…肉食って言うのは納得するわよ。なんたってキース王子とアンドリュー王子って言う超ハイブランドの高級肉を頂いちゃってるんですもん」

「羨ましい?」

「羨ましくない女子が一体どこにいるのよ!」

それは紛れもないジェシカの本音

ジェシカの言葉にティナはふふんと笑みを浮かべる

まるで2人との情事を思い出しているかのように目を閉じて恍惚の表情を浮かべている

入院患者なのに化粧を欠かさず、真っ赤な唇が今でも性欲的になまめかしくテカっている

利き手である右手首を切り落とされ、緊急手術でくっついたとは言え、両手で何時間もかけて化粧をする女子力にはジェシカも素直に脱帽する

それもリハビリの一つなのだが

「その超高級肉食のティナさんに質問なんですけどぉ」

「なによ」

拒否しないところを見ると超高級肉食という名称に異議はないようだ

「あなた、リバティ国内のダンスコンクールで優勝したじゃない?」

「そうね。もう何年も前だけど。ぶっちぎりの優勝よ」

ティナはダンスの名手だった

長い手足と抜群のスタイルと妖艶な容姿で表現されるパフォーマンスと卓越したリズム感から社交ダンスだけでなくフラメンコの大会でも優秀な成績を残していた

自慢気に鼻を膨らませるティナを更にジェシカは褒めて上がらせる

「貴族でもない一庶民のティナさんが、事もあろうに王族の中の更にトップのキース王子の専属ダンス教師になるなんて、やっぱり人並みはずれた容姿とダンスのセンスのおかげかしらねぇ~はぁ、羨ましいわぁ」

「まぁ…そうね」

「それにコネとかないと王族に繋がらないじゃない?そこはやっぱり人脈があったのねぇ~人徳ね」

「やっぱり私位のランクになるといろんな高い地位にいる人から声がかかるのよ」

「やっぱり!リバティの中でトップの人脈作れるなんて凄いわねぇ~!ちなみに誰?私にも教えて~」

ジェシカは思いっきり笑顔をティナに向けた




~つづく~




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1 Comments

オババ  

神経の図太さに腹立つの通り越して呆れる( ;-`д´-)ダンス講師として来たときからアンドリューが絡んでるんだよね?他の名前が出てきたら💦💦💦こんな根性のヤツは、取り調べ終わったら二度と日の目が見れない地下牢に生涯幽閉して!化粧なんてできない!アンタを見てくれる男はいない!って生活おくらせて!!まだ誰が助けてくれると思ってるのかな?あっ、アンドリューが死んだの知らない?どうなんだろ??ジェシカ姉さん潰しちゃって下さい(。-人-。)

2020/04/16 (Thu) 11:22 | REPLY |   

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