FC2ブログ

Welcome to my blog

夢恋城へ…ようこそ…

Article page

第8章-38話

Category - 第8章
エドワードが自室に戻ると丁度レイラも戻って来た所だった

間近に迫ったキースの結婚式に着ていくドレスのデザインの打合せをしてきたようだ

「それで決まったの?」

エドワードはレイラの腰に手を回して囁くように尋ねる

レイラもエドワードのそういった仕草になれてきたようで、導かれるままに寄り添う

「はい。結婚式に出席させて頂く時と、その後のパーティーの時のドレスを決めました」

「僕は当日のお楽しみになるのかな?」

「ええ、そうですね。楽しみにしていてください」

そう言って微笑むレイラはもうすっかり落ち着いたエドワードの妻だった

「そうだ、レイラに聞きたいことがあったんだけど…」

手を取って2人でソファに体を沈めた

「レイラはシャルルの生まれだったね?」

「はい。母の代までは違いましたけれど、父がシャルルでしたので母が嫁いで来てからずっと…」

「じゃあ、シャルルの大学の事とかわかるかな?」

「大学…ですか?」

話が飛んで意味がわからないが、エドワードではよくある事なのでレイラは次の言葉を待った

「そう。瑠璃さんが通ってた大学って知ってる?」

「瑠璃様の?」

ますます訳がわからない

取りあえず知っている事を伝えよう

「瑠璃様の通われていた大学は数年前までは女子大だったかと思います。ですから割合として今でも女性が多い学校ですね」

「うん」

更に取りあえず情報を伝える

「後は…とても入学するのも卒業するのも難しい学校だと思います。偏差値も高いですし、とても風紀も厳しい学校です

そこの大学名を出したらお嫁に行くのに有利…というような、いわゆるお嬢様学校ではありません

どちらかというとその大学を卒業したのなら即戦力としてすぐに入社して欲しいと言われるような…」

「そういえば以前リュークが熱を出して寝込んだ時、瑠璃さんが急遽キースの秘書として付いた時があったよ」

(番外編☆プリンセス☆*姫と執事*~リューク~をご覧ください♪)

「恐らく秘書になるための学科があるかと思いますよ

瑠璃様もキース様と出会われなければ、いずれどこか大きな会社の社長秘書だったかもしれませんね」

「瑠璃さんならきっと優秀な秘書になれていただろうね

もっとも今は世界一大きな金額を動かす男の側近に永久就職となるところだ」

クスッと笑うエドワードに合わせてレイラも頷いて微笑むが、未だに意図がわからない

「エド、そろそろ謎解きの答えを教えて頂けませんか?」

「謎解き?」

自覚はないようだ

「瑠璃様の大学になぜ興味がおありなのです?ひょっとして入学されたいとか?」

「僕が?いや、公務と勉学の両立は厳しいね。君との時間が取れなくなってしまうよ」

手を握るエドワードは全く答えてくれない

これでイライラしていたらエドワードの妻は務まらない

レイラはじっと待った

「いや…なぜバス通学だったのかなと思ってね」

ようやくエドワードが口を開いた

レイラは首を傾げた

「学生の多くはバスや電車ですよ…貴族のお嬢様方はお車でしょうけど、まだその時瑠璃様は…」

「ううん、瑠璃さんじゃないんだ」

「瑠璃様じゃない?」

瑠璃の大学を聞いていた筈なのに…

「かなりのお嬢様なのにしっかり就職するための大学に通ってしかもバス通学…

おかしいと思わないかい?」

「何がです?」

「マグレイン家の長女エミリーさんだよ。調べたら瑠璃さんと同じ大学に通っていたんだ

それもバス通学でだよ」

「それって…」

あの事故の時…

「ルイスにあの事故の時に乗っていた乗客を調べさせたんだ

そうしたらエミリーさんの名前があった

でも無傷だったんだ

なぜかいつも降りないバス停で降りている

その後すぐに事故が起きたんだ。なぜだと思う?」

エドワードから投げられた謎解きにレイラは凍り付いた



~つづく~





拍手をポチッと押していただけると嬉しいです󾬏
私の明日からの活力になります┏○ペコッ






Category - 第8章

7 Comments

オババ  

あや様のおっしゃるとおり一番したたかかも((゚□゚;))自分は逃げおおせる自信があったから、アンドリューの策略が失敗に終わった時に令嬢としての生活全てを失うから一般人として生きていくスキルを身に付けるために就職に有利な大学にいって、バス通学もしていたんじゃ?ある意味ティナよりもよっぽどしたたかな悪女だよね(・・;)

2020/05/05 (Tue) 22:40 | REPLY |   

あや  

エミリーってほんとは一番したたかなんじゃないかな。欲を上手く隠すことができる女性で両親や妹でさえも欺くなんて朝飯前だったんじゃないかと勝手な妄想。
自分も勿論シャルル、まぁそれ以外の王妃になってもおかしくない教育を当然受けてるからプライドだってすごく高いと思う。周囲にはおっとり穏やかな世間知らずなお嬢様として仮面を被り本性は上手く隠して見せないだけ。妹が先にリバティの王妃候補になって両親はそちらに必死になって自分を見てくれなくなるしさ。色んな事情で王妃候補から外れてやっと私に向いてきた!と思ったら、
言葉悪いけどレイラという一庶民に持ってかれてズタズタよね、面白くないのは当然。だから再度リリィを復活させる為にまた妹が脚光を浴びそうな形に、面白くはないけど知らないふりしてのっかったんじゃないかな。仮面を被るのは上手いし、案外家族を裏ぎっても自分は切り抜けられる自信あったのかなぁなんて。

2020/05/05 (Tue) 21:03 | REPLY |   

にゃお  

待ってました🎉😆✨✨✨妄想が加速するぅー✨

ヒィーーーーー😱💦めちゃくちゃ、明日が待ち遠しい😄 

2020/05/05 (Tue) 11:08 | REPLY |   

オババ  

あっ、匿名になってた💦オババの連投です(^o^ゞ

2020/05/05 (Tue) 10:31 | REPLY |   

匿名希望  

よくよく考えたら、エミリーはエドワードに嫁ぎたかったんだよね?なのにしっかり就職目指す大学に通ってる?これもアンドリューの指示か!?深窓の令嬢でありながら王の補佐がしっかり出来る女性にさせて、エドワードに嫁がせて、あわよくばシャルルも自分の影響下に置きたかったとアンドリューはかんがえた!?

2020/05/05 (Tue) 10:30 | REPLY |   

オババ  

絡んでたぁ!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!

同じ大学なら瑠璃ちゃんの行動を把握するのは簡単だよね!で、バスに乗って何処の席に座ってるか確認して突っ込む車に知らせるのも出来る!自分はいつも利用しないバス停で降りてるもん!!はい!キースに処分されます(゜-゜)(。_。)姉1人の犯行じゃないだろう……アンドリューの手駒か?それとも、両親はアンドリューに脅されてるが先でリリィを王妃の座に座らせるのに瑠璃ちゃんが邪魔だとマグレイン家が勝手に判断して同じ大学の姉に日常の行動を調べさせ犯行に及んだか!?だからパターンが違うような……マグレイン夫妻と姉は国外追放ではありません!地獄の業火に焼かれて朽ち果てなければなりません!!リリィが何処待て知ってたかだよね……アンドリューの事は知らなかったとしても瑠璃ちゃんの事故は知ってたんじゃ、あの時は自分は病気だと、キースのもとにはいけないと思ってたわけで、でも相手が納得するしかないような令嬢ならいざ知らず庶民な訳だし、あとから知ったにしても当然の報いぐらいに思ってたとしたら……やっぱ心情的にもキースは許せないと思う!!はい!地下牢に生涯収監決定!!

2020/05/05 (Tue) 10:21 | REPLY |   

あや  

ヌォーーーーーっ!!!!!!!

2020/05/05 (Tue) 10:19 | REPLY |   

Post a comment