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第8章-42話

Category - 第8章
皇太后がグレンに手を引かれてゆっくりとリビングに足を踏み入れると、中で待っていた5人の王子達が一斉に頭を下げた

左右に分かれて頭を下げる王子達の間をゆっくりと皇太后は歩いて

先にあるテーブルの上座にちょこんと座った

細長い大きなテーブルの先端に皇太后が鎮座したのを待って左右のテーブルにロベルトとウィル

次にエドワードとジョジュア

最後にキースと皇太后を座らせた後のグレンが座った

「おほほほ、壮観よのぉ」

大満足の皇太后はニコニコと満面の笑みだ

「皇太后様も変わらずご健在でなによりです」

ロベルトが代表して言うと皇太后は出された紅茶の湯気越しにうんうんと肯く

「ロベルト王子もちゃんと挨拶のできる王子になったのぉ」

「えぇ~さすがに27ですよ」

「あのやんちゃ坊主がもうそんな年になったかいな」

「すっかりグレンにオッサン扱いです」

ロベルトの発言に末席のグレンが慌てる様子が皇太后にも見える

ロベルトの背後ではアルベルトが背中中に汗をかいている

当のロベルトは全く気にすることない

皇太后もノーブルも同じ仲良しのお年寄りなのだ

「で、今日はどうされたんです?グレンの話だとウィルに逢いたくって、俺達はオマケとか」

「オマケじゃないよ。みんな逢いたかったからねぇ」

皇太后はぐるっと見回す

「キース王子はこの前逢ったの」

話を振られてキースも丁寧に挨拶をする

が…

「今日は金髪じゃないのか。残念じゃなぁ」

と言われる

どうやらもう一度金髪ゴールドアイのクラウス前国王を見たかったらしい

「では今度その出で立ちで祖父の衣装を借りて私からお伺い致しましょう」

「あらま!楽しみができたわ~」

手を叩いて喜ぶ皇太后

背後のリュークは相変わらずうちの主は年寄りの扱いが上手だと感心するが、待ち受けるスケジュールの調整に頭が痛くなった

「私に御用と仰るのは…」

ウィルは少し不安気に皇太后の方に顔を向ける

「うんうん。今日は褒めようと思ってね」

「お褒め…頂けるのですか?」

てっきりこの所のフィリップの不祥事を叱責されるものだと思っていたのだ

ちなみにウィルの後ろにフィリップの執事はいない

代わりにゼンがついていた

皇太后が何の話をするのかわからない状態で100%信用できる執事が今のウィルにはいなかったのだ

そんな状態のウィルに皇太后は邪気の無い笑みで話し掛けた

「アレを封印したそうだね」

「アレ…とは」

ウィルは息を飲んで皇太后を見つめた

「はっきり言った方がいいのかね?《断罪の剣》と」



~つづく~




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Category - 第8章

2 Comments

chika  

そうよねーゼンさんはキースのとこにいてほしいわねー😁😁確かに❗

でもゼンさんはみんなのゼンさんでいなくちゃいかんのかー

そこがジレンマ✨✨

キースの左右にゼンさんとアルさんがいたら最強なんだけどなぁ

私がイラスト描けたら王座に足を組んで座るキースの両横にゼンさんとアルさんが立ってるのを描きたいわ~💓💓

おまけで…ロブたんの左右にリュークとルイスね、(笑)

2020/05/09 (Sat) 18:26 | REPLY |   

オババ  

婆様知ってるしぃ!!( ; ロ)゚ ゚いや、存命中に行使しなきゃいけないものだったからウィルのお祖父様、先代国王が使ってたら他国の王族くらいは知ってるか!!? 誰に使った?まさか、アンドリューの実母?理由は?んー分からん😵🌀でもでもでも!!断罪の剣の事を王子達の前で言うということは今回の謎解きのヒントになるのかな?

ウィルの後ろにゼンさん……いや、クロードがいないから仕方がないけど、出来るならキースのいて欲しいなぁ~。テオじゃだめ?←ほら、クロードの再教育中テオのお勉強の為にフィリップにお勉強しに行こう✨

2020/05/09 (Sat) 10:20 | REPLY |   

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