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第8章-44話

Category - 第8章
ウィルの様子に気付いたのか隣に座るエドワードが心配そうに顔をのぞき込む

「ねぇ、皇太后様」

ロベルトが一口紅茶を飲んでから皇太后に微笑んだ

「ここから先、私達他国の王子も聞いていていい話ですか?大丈夫?」

ロベルトの話し方は本当に反感を呼ばない

どんな話でも軽く、いや丸く包み込んで進めていく

これはロベルトにしかできない才能だ

…と密かにアルベルトは思う

「私はね、ロベルト王子

今のあんた達なら事実を共有して足並みを揃えて行けると思っておるのだよ」

皇太后は相変わらずニコニコしながら優雅にカップを持ち上げる

「私達の時代は戦争があった…あんた達の父親の世代はその後始末と治安の安定に奔走する時代じゃ

とは言えまだまだドレスヴァンとネルヴァンは固まらんの」

皇太后の言葉にジョジュアが深々と頭を下げる

「1つずつ共同条令を定めていこうと動いている途中です」

「うんうん。ドレスヴァンも堅物国王とジョジュア王子のおかげで平穏になったのは知っておりますよ

何より国民が王室を尊敬する態度がいい。威厳がいい感じに保たれておる

いい国風じゃて」

「ありがとうございます」

ジョジュアは再び頭を下げた

後ろに控えるジャンもふうっと安堵の息を吐く

「でなぁ、あんた達の時代になって今までになかった国を跨いだ友情がしっかりとできあがってきたと思うのだよ

決して仲良しこよしではなくほどよい距離感でな

手を取り合って互いに国を大きくしていく目標に向かっていける

いい関係だと私は思う」

「はい!ありがとうございます!」

ロベルトは本当に嬉しそうに頭を下げた

「と言うわけで…ウィル王子、どうじゃ?」

皇太后は小首を傾げてウィルの様子を窺う

ウィルはすうっと息を吸ってしっかりと前を向いた

「ええ…皇太后様。全てを彼らに知って頂きたいと思います

知った上でこれからも一緒に歩んで行けたらと…」

「うんうん。いい覚悟じゃ

それでこそ歴史あるフィリップの次期国王よ」

皇太后は大きく頷いた

もしも手に届く距離にいたならきっとウィルの頭を撫でていただろう

「さて…どこまで話たかねぇ~」

皇太后はまた、ほほほと笑った



~つづく~




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2 Comments

フレディ  

🎵アルタリア~から鴨が飛んできてぇ~

よく見りゃネギを背負っておるぞな~

ついでに出汁も自分で持って来たぁ~こりゃこりゃ🎵


爺のお風呂での鼻歌でした♨

2020/05/11 (Mon) 15:40 | REPLY |   

オババ  

どこまでも話してません、強いて言うなら一個手榴弾投げたくらいです(笑)

あの時代を生き、存命なのはオリエンスの皇太后とノンちゃんだけ?あっ、アレックと爺もいたわ(o-∀-o)でも、皇太后だから面と向かって言えるんだね、堅物国王と(ノ∀≦。)ノうんうん、ただの仲良しこよしじゃなく程よい距離感でやってます🎵助けられ、カモられながらも(((*≧艸≦)ププッそれはロブたんだけか?

2020/05/11 (Mon) 10:23 | REPLY |   

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