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夢恋城へ…ようこそ…

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第8章-47話

Category - 第8章
オリエンスの皇太后との会見の翌日…

リュークは自分の携帯がなって慌ててポケットから取り出した

キースが目の前にいるのに誰がかけてきたのか不思議だったのだ

ディスプレイの名前を見て更に驚き

「キース様、ちょっと失礼します」

急いで執務室から出た

「え…?」

電話の相手はいつも冷静なのに珍しく焦っているように思える

「ええ…わかりました。すぐに資料を送ります」

そう言って電話を切ると執務室に戻った

「どうした?誰からだ」

「はい…ドレスヴァンのジャンさんなんですけど」

「ジャン?」

「すぐに資料を送って欲しいと…」

資料とはなんだ?とキースは思う

ジャンならどこでもハッキングできる

ついこの前もリバティの警察にハッキングしたのだろう

そのジャンができないというなら…

「公式ではない情報か…」

キースはペンを置いた



それから数日後…

王子達はミッシェル城に集まっていた

恐らくジャンの調査結果報告なのだろうとキースは不平は言わず席についた

ただ…

「だったら俺に報告だけでいいだろうが…」

一応文句は言う

「お前だけの問題ではない…と言う事だ」

ジョジュアですら顔が強張って見えるのは気のせいか

「…お前は知っているのか?」

「ジャンから報告を受けている」

「先に教えろ」

「出来たらしている」

と言う事は出来ないと言う事か…

キースは胸のモヤモヤを抱えたまま回りを見回す

ロベルトは相変わらずグレンをかまっている

エドワードは無口になりがちなウィルをほぐそうと何やら話かけている

そして各執事達が壁際に並んだ

ジャンはその中にいた

ならば説明するのはゼンか…

キースがそう思っていると扉が開き、ゼンが入ってきた

「お待たせ致しまして申し訳ございません」

王子達に深々と頭を下げる

「本日は王子達方にご報告したい事があり、お集まり頂きました」

「ゼンの呼び出しなんて絶対重要だから来ちゃうよ~」

ロベルトがにっこりと笑う

「これがアルだったら小言と思ってスルーするけどさ」

ゴホン!とロベルトの後ろで咳払いがしてロベルトは肩をすくめた

「ありがとうございます。ロベルト様」

「いいってことよ~」

ロベルトは変わらず微笑んで全員を見回した

「それから…彼をこの場にいさせる事をお許し頂けますでしょうか」

ゼンが言うとドアが開き

そこにはクロードの姿があった

「クロード…」

弾かれたようにウィルが呟く

クロードはさっぱりとした平服ではあり小綺麗にされていた

ただ…腰に縄が付けられていた

「腰縄を解いてやれ…」

ゼンが言うと縄を持っていた者が頷き、ベルトから金具を離し、扉から出て行った

クロードが訝しげにゼンを見る

「お前はここから逃げたりはしない…なぜならウィル様がおみえだからな」

ゼンの言葉で初めてウィルとクロードで視線が交わった

何日ぶりなのか…

まるで何年も逢っていないかのような感覚になる

こんなにも離れていた事があっただろうか

先に視線をそらして俯いたのはクロードだった

ウィルもある意味名残惜しそうに視線をテーブルの上に落とした




~つづく~




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1 Comments

オババ  

ジョシュアでさえ顔が強張る内容ってなに!?ドレスヴァンだから、ティナの取り調べ……生い立ちから調べてんだよね……で、アンドリューの実母の件……やっぱティナの母親?もしそうだったとして、ティナが知ってたか知らなかったかだよねぇ。今ティナの母親はどうしてんだろう?誰かの愛人?だれの?ここらでアルタリア出てきたりしないよね?サイトのほうで出てきたロブたんのおじさん!ロブたん押し退けて王座につきたがってたよね!

Chika様の頭のなかはオババでは秤知れません💦

2020/05/14 (Thu) 11:01 | REPLY |   

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