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夢恋城へ…ようこそ…

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第8章-56話

Category - 第8章
携帯の画面を瑠璃に見せる

そこにはミッシェル城でエドワードにエスコートされてきた時の写真と、私服姿が写っていた

やはり瑠璃はエミリーの顔を知っていた

「これってプロの方の写真?」

「シャルルのパパラッチだ。エミリーはエディのお妃候補の上位だったんだからな」

だから私服姿は学生時代にもパパラッチに狙われてたって事だ

「ドレスと私服じゃお化粧の仕方が違うから…」

「私服の方なら知ってるって言うのか?」

「ううん。逆」

「逆?」

俺は意味がわからなくて携帯を見つめる瑠璃の顔を見直した

「あのね…」

瑠璃はなぜだか照れくさそうにちょっと横を向いた

「私が2年生の時にミスキャンパスに選ばれて…」

「へぇ…さすが俺の妃だな」

当たり前だ

俺が惚れた女だ

中身もだが外見も一流じゃないとな

「私はそう言うの好きじゃないのに友達が勝手に応募して…」

「わかった、わかった。で?」

「あ、ごめんなさい。だからね…このコンテストの時ってドレスアップして舞台に立たされるの

その時にこのエミリーさんは院生代表で出てたと思うんです。だから私服姿じゃなくってこっちのドレスアップの写真の方に見覚えがあるの」

「そう言うことか」

「私なんてドレス持ってないから慌ててレンタルショップで借りたの。結婚式のお色直し用の」

「はぁ?レンタル?ちょっと待て!お前その頃ってもう俺と付き合ってなかったか?」

「えっと…そうかも」

「だったら言えよ!ドレスなんていくらでも用意してやったのに」

「だって…私がそんな身分不相応なドレス着てたらどうしてって事になるでしょう?キースのことがわかったら…」

「わかって何が悪いんだよ。堂々と車で迎えに行っただろうが」

「それがイレギュラー過ぎるんです!エミリーさんはお妃候補って言うだけでパパラッチに追われていたのにキースは堂々と迎えに来るし…」

「っていうか、なんでシャルルのパパラッチは俺に気づかなねぇんだよ!

シャルルのパパラッチの目は節穴か!超スクープだろうが」

俺が横道に反れて文句を言うと瑠璃は呆れたようにため息をついた

「ですから、私だけじゃなくって他の人もそんな高価なドレスなんて持ってないものなんですよ。皆さんレンタルか持ってるお友達に借りるか、そんなものです。でもね、エミリーさんだけは…」

「そうか。上級貴族のエミリーは一流のドレスを持ってるよな」

当然プロにヘアメイクもメイクもやってもらえる

「1人だけレベルが違うから凄い目立ってて、だから見覚えがあったの」

「ふ~ん…」

俺は納得しきれないまま唸った

「で、この俺の未来の妃であるお前はレベルの違うエミリーを下して当然優勝したんだろうな」

「まぁ…たまたま」

「うん!よし!」

当たり前だ!一流のドレスを着ていなくても勝てるのが俺の女だ

「そうじゃなくって…元々エミリーさんのような貴族のお嬢様が来るような学校じゃないから1人だけ凄いドレスを着すぎて場違いな雰囲気になっちゃった感じです。男性票は多かったんだけど女性票が少なくって…」

「女のひがみだな」

「だから質素な私が通っちゃったんですって」

「ったく…お前もっと自信持てよ」

相変わらず謙遜し過ぎだ

自信過剰過ぎる母上も大変だがなさ過ぎも問題だな

それにしても…

そんな場違いなエミリーがなぜ瑠璃と同じ大学に通ったのか

それが重要な事なのかどうなのか

何かが頭の片隅に引っかかって気持ち悪かった



~つづく。




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2 Comments

chika  

そうなの(笑)0章で言ってる😁

他国で目立っちゃうとその国の王子が霞んじゃうからねーってな俺様目線

バレたら面倒くさいのに気づかれないと拗ねる奴(笑)

2020/05/23 (Sat) 16:20 | REPLY |   

オババ  

いや、キーちゃん自分で言ってたじゃん、自国以外では報道をおさえさせてるから気付かれないって(笑)

ミスキャンパスで瑠璃ちゃんに負け、キースが迎えにきてるのみたら……腸煮えくり返るだろうね(-_-;)

本当になんで場違いな大学?

2020/05/23 (Sat) 14:41 | REPLY |   

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