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第8章-66話

Category - 第8章
ジェームスの執務室に入ると先にフレディが待っていた

「おお!爺!元気だったか!っていうかまだ生きてたか!いくつになった!?」

パリスは立て続けに質問攻めにする

「生きておりますわい!パリス様より先に逝くわけにはいかんのでな」

「それは頼もしい…」

呆れたようにいいながらパリスがソファに座るとフレディは横にちょこんと付く

「大事な話の前に足をお見せくだされ。その方が集中出来るじゃろ」

「爺の言うとおりだな。頼むよ」

パリスは手際よくズボンをまくり義足を外す

膝があるべき場所の先端は丸くなっていた

靴の履かれた2本の義足がソファに立てかけられる

「そういえばキース、初めて私のこの足を見た時の事を覚えるか?」

パリスが向かい側のソファに座るキースに微笑みかける

「初めてですか?…いつだろう?」

首を傾げるキースにジェームスは苦笑する

「覚えていないのか?あれは5才くらいじゃなかったか?」

そう言われてキースはすいませんと頭を下げる

「キースはじっと、全く目を逸らさずに私の足を見てな。どうしてこうなったかを兄上に聞いた時大きな目に涙を溜めながら怒ったんだぞ」

「怒った…?ですか」

「ああ、叔父様の足をこんなにした奴絶対許さない!僕が懲らしめてやるんだ!絶対同じ目に合わせてやる!って」

パリスはそう言ってジェームスと顔を見合わせた

「あの時、父上の顔と重なって見えたなぁ」

「そうだな。実際激怒した父上の顔を見てるからな俺達は…」

そしてクラウスの怒りの元、本当に容赦なく1つの国が消えたのだ

「クラウス様と若は性格も似ておられるでな~怒らせたら手がつけれん」

フレディはパリスの足先を消毒して擦れて赤くなっている所に《秘伝の薬》を塗っていく

「爺…随分と痺れるが…」

「効いておる証拠じゃ。我慢なされ」

「そうだな。わかったよ」

「やっぱりそこはパリス様じゃ。この素直さがクラウス様と若にはない。薬が染みたら痛くなくなるまで文句を言い続けるでな」

フレディの言葉にキースはふんっと横を向く

その様子を笑いながら見ていたパリスだが、真顔に戻ってジェームスに視線を向けた

「この父上そっくりなキースに喧嘩を売ってきたフィリップを…どうする?兄上」




~つづく~





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Category - 第8章

1 Comments

オババ  

えっとσ(´・д・`)今の平和な世界で戦争がおきるのを危惧してきた?それとも、〆てやれといいにきた?

表にでないプーさんだからアンドリューが接触してくることは難しいよね💦ダンスもしないのならティナも接触できないし……てか、もともと野心無いもん!だから純粋にキースのリバティの将来を思って出てきたとオババは思うのよ!!

さて、この問いにジェームス君はなんと答える?あっ、キースは瑠璃ちゃんの事故に絡んだ人間は全部公開処刑で根絶やしにすると宣言しとります("`д´)ゞなにせクラウス様の気性を受け継いでおりますので(o-∀-o)

2020/06/02 (Tue) 12:31 | REPLY |   

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