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第8章-88話

Category - 第8章
ウィルの顔色が変わったのを見てキースはなぜだか笑い出した

「なにがおかしいんだよ!」

ウィルより先にグレンがキースに詰め寄った

「あり得ねぇだろ」

キースは平然と言って頬杖をつく

他の王子達は訝し気にキースを見つめた

「ウィルは認めたくないだろうが…ウィルとアンドリューの外見はどう見ても同じ血筋だぜ」

金髪、碧眼、目元、口元…総じて整った顔立ち

「性格は真逆ですが…スペンサー家の顔立ちですよ」

エドワードもクスッと笑う

「スティーヴはリチャード国王様寄りだけどウィルにもどこか似てるしね」

ロベルトは自分で言って納得して頷いている

「…と言うより」

ジョシュアだけは別目線でウィルに向き合った

「我がドレスヴァンの法律では王位継承者は国王王妃の間に誕生した第一子 男子に限るとある。おおよそ他の国も同じだろう」

「僕の所だけは第一子とだけですので女の子が先に生まれれば女王になります」

シャルルだけは微妙に違うようだ

それを聞いてジョシュアは頷いて、再度ウィルに目を向けた

「…という事だ」

「えぇ~?終わり?説明してよ!」

ロベルトが拍子抜けして前に倒れかかる

「そうか…そうだよな」

ウィルがホッとして息を吐いていつもの笑みを浮かべた

「意味わかんないんだけど」

グレンがキョトンとロベルトと顔を見合わせる

「しょうがねぇなぁ…つまり正式な国王王妃の間の子供しか王位は継承されない。だが例外はある」

キースが言い出すのを2人は黙って聞き入る

「国王が長男が後継者として相応しくない、又は公務を行う事が不可能だと判断して、議会で承認が降りれば後継者が変わる事は可能だ」

「つまり父上が祖父の子ではないのであれば祖父は異議を申し立てて王位継承権を剥奪することができるんだ…けれどそれをしていない」

キースの言葉をウィルが繋いだ

「体が弱いと言っても日常公務は可能だし寝たきりなわけでもない。いくら後からアンドリューが生まれても父の王位継承権は移動しなかった」

だからこそ前国王はリチャードを子供ができない女性と政略結婚をさせようと仕組んだのだ

正当な方法では由緒正しい直系のリチャードを排除できないのをわかっていたのだから

「だからリチャード国王様は正当なスペンサー家の血筋でウィルはその直系です。よかったですね」

エドワードがなぜか軽く拍手をしている

「よかった~」

「うん」

ロベルトがウィルに抱き付いて背中をポンポンと叩いた

「じゃあ…リチャード国王様は嫌う理由がまだ他にあるって事だね?」

グレンが呟くと王子達はまた全員が顔を見合わせた

その答えはニーナが知っていた




~つづく~




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Category - 第8章

5 Comments

リチャード  

ごめん。
アンジー🥺
女性の君にさせちゃって。怒ってるかい?

・・・こんなのはどう?
(ぐいっと抱き寄せて、ドレスの後ろファスナー下ろして、首筋をチュウっと痕つけ)

アンジーずっと愛してるよ。
男らしかったかな・・どうかな?

2020/06/28 (Sun) 20:51 | REPLY |   

アンジェリーナ  

私が強行突破したからよ!

リチャードはウサギ並みの草食男子ですものね( ̄。 ̄;)
あ~あ…肉食男子に憧れるわぁ…

壁ドン、床ドン、顎クイ…って全部私がやったじゃないの💢

2020/06/28 (Sun) 11:33 | REPLY |   

リチャード  

僕達は相思相愛だから子宝にも恵まれたんだよね。
そうだよね?
そうだよね・・・アンジー🥺

2020/06/28 (Sun) 11:20 | REPLY |   

chika  

全員が即決で理解できたらツッコミしかいない漫才になるね(笑)
本当はグレン君も理解できるツッコミ側の筈なんだけど…ロブたん一人じゃ可哀想💔💔

っていうか

本家だとわかってない側にキースやジョシュアがいてちょっと不甲斐なかったil||li (OдO`) il||li

ここでは優秀な俺様でいてもらいます🎵🎵

2020/06/28 (Sun) 10:29 | REPLY |   

オババ  

よかった~㊗️要点を話して理解できる4人と出来ない長男と末っ子(笑)

さて、どんな理由をニーナは話す?

2020/06/28 (Sun) 10:08 | REPLY |   

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