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第8章-98話

Category - 第8章
ニーナに対するパリスはふうっと息を吐いた

「う~ん…ちょっとこのところ調子が悪くってね。失礼してもいいですか?びっくりされるかと思いますが」

パリスは痛そうに足を擦った

「お手伝いいたします」

リュークがパリスの前に跪いた

リュークが裾を捲るとパリスは手際よく義足を外した

「とりあえず右足だけでいいかな。リュークありがとう」

「とんでもございません!ではこちらに置かせていただきます」

リュークは取り外した右の義足をソファに立てかけると一礼してそばを離れた

「……」

目の前の状況をニーナは呆然と見つめている

「子供の頃森の中の地雷を踏んでしまってね。両足を失ったのですよ

奇跡的に命があっただけよかったです」

「…そうなのですね。それは、大変でしたわね」

「あの時の父の怒りは凄まじかったですね

本来3年後に吸収合併しようと目論んでいた隣国を即決で潰してしまいました。

私が踏んでしまった地雷は隣国が戦争中に埋めたものでしたのでね」

パリスはふふっと笑って自分も紅茶に口をつけた

「キースはその父の血を濃く受け継いだだけではなく、直接英才教育を受けています。帝王学という名の実戦的喧嘩術も含めてね」

ニーナはパリスが言おうとしている事が徐々にわかってきた

「キースは、いやアルフォード家は怒りに火がついたら消火に手間取ります。

アンドリュー王子が何をどう企てようが…いずれ消されていました。遅かれ早かれ…生き延びる事は不可能でした」

例えウィルが手を下さなくとも遠くない未来にキースによって葬り去られたことだろう

自国によって断ち切られた事で同盟国の平和が保たれたと言ってもいいだろう

ニーナはゴクッと唾を飲み込んだ

「それをアンドリュー王子はわかっておられたのだろうか?もしそうでなければ随分と甘く見られたものですね」

パリスは相変わらずニーナに対してにこやかな微笑みを絶やさない

別室の王子達は画面を見ながら唸っていた

「あの微笑みながらの対応は勉強になりますね」

「エドちゃんがそうなったら恐いって…」

エドワードとロベルトのこっそり話の横で

「アルフォード家の帝王学に興味があるな」

「他国は真似しない方がいいんじゃないのか?」

ジョシュアとグレンが呟く

「アンドリューは知らなかった筈はないと思う…」

「知ってて喧嘩売りやがったわけか?」

ウィルとキースはムッとしたまま画面を睨みつけていた

~つづく~




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Category - 第8章

1 Comments

オババ  

微笑みを絶やさずに、アルフォード家の恐ろしさを説く……((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルエドちゃんには無理だよ💦ルヴァンソワ家にそんな恐い話ないでしょ?言えるのは僕に何かしたらキースが出てくるよって言うくらいか?(笑)ジョシュは自分とこの帝王学だけで十分だよ💦腹黒い部下が二人もいるじゃん(*´艸`*)

アンドリューが知らないわけはない………知っててそれでも勝てると思ってた?でも、あのパーティーで崩れてるよね?あれだけの次期国王達の前でキレてキースに銃口向けちゃったんだから💧そして敵は身内にいたわけだしね😃ニーナの前にはウィルとキースが行こう!ここまで言われたら何も喋らなくても無言のキースで威圧出来るよ🎶

2020/07/08 (Wed) 12:35 | REPLY |   

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