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第0章~デート~1

Category - 第0章
キース様とシャルルにある別荘で夜景デートをした次の週末

私達はオリエンスに来ていた

「暫く忙しくなるからな…あんまり連絡できねぇかもしれない」

「お仕事ですもの。私の事は気にしないでください」

珍しく申し訳無さそうな顔をするキース様に私は寂しさを堪えて微笑んだ

私も大学の夏期講習が始まるし

そう言うとキース様は繋いだ手に力を込めてくれた

私達は今、オリエンスで人気の水族館に来ている

「オリエンスなら顔を刺されないだろう」

キース様はそう言って笑う

オリエンスは自国のグレン様が変装なしで歩いても大丈夫なくらいだとか…

それなら他国のキース様は更に大丈夫だとキャップをかぶっている以外素のままだ

もちろん今日もリュークさんはキース様に撒かれてリバティにいるみたい

後でもめなきゃいいけど…

私のそんな心配も気にすることなくキース様は私の手を繋いだまま水族館に入っていった

つい最近リニューアルされて大人気との事

広くて大きな水槽に何万何千というイワシが群れをなしてトルネードと呼ばれる巨大な渦を作っていた

「なんであんなにかたまるんだ?あんなのサメやクジラが来たら一口でゴッソリいかれるだろーが」

不思議そうにイワシの大群を見つめている

「ああやって固まっていたら大きな生き物に見えるからって聞いたことありますよ。それに…」

私が言う目の前をゆっくりとエイが泳いでいく

「一匹でいたら確実に食べられちゃうでしょう?みんなで集まってた方が生き延びる確率が高くなるんですって」

「それでもデカい奴に大口開けられたら…まぁ、溢れて助かる奴もいるって事か」

「全滅しないことが次の世代に繋がりますもの」

「俺は…嫌だな。そんな生き方」

キース様はふんっと鼻をならした

「まぁ…俺は生まれ変わってもサメかシャチかクジラ側になる!食われるより食う方に生まれる!」

「そんなの選べませんってば」

私は自信満々のキース様があまりにキース様らしくって笑ってしまった

これが私が好きになった人…

常に自信満々で、負けることが大嫌いで

というか負けることを想定していない

いつしかイワシのトルネードの廻りを悠然とサメが回り出していた

それをニヤリと微笑みながら見つめる強い瞳に私は惹かれていた



~つづく~





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私の明日からの活力になります┏○ペコッ


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1 Comments

オババ  

瑠璃ちゃんが事故る前だよね🎵てか、水族館デート(; ゚ ロ゚)キースがお手て繋いで水族館デート!!出来るんじゃん、普通のデート(*´艸`*)これから現八章までまさしく人生色々になるけど…ハッピーデートを楽しもう🎶

2020/07/14 (Tue) 10:22 | REPLY |   

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