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夢恋城へ…ようこそ…

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第8章-106話

Category - 第8章
ティナはジェシカが買ってきたファーストフード店のシェークに口を付けた

「懐かしい~!学生以来だわ」

「まぁ買った私も久しぶりだけどね」

ジェシカもカップを手に取った

お互いに城や屋敷に住んでいると、こういったジャンクフードから遠ざかってしまう

2人は同時にチュウ~と音を立てて吸い込むと懐かしい甘さが口の中に広がった

「高級マンション住まいになってからは行ってないわね」

「ATM2号が現れてからってことね」

ジェシカはプハーと息を吐いてティナに目を移した

「そういえばATM2号って誰だったの?」

アンドリューだろうかとジェシカは思う

「さぁ…あ、でも2号だけじゃ無いと思うの」

「え?3号もいるの?」

「確証はないわ。なんとなく女の勘ってやつ?確かにいきなりゼロ1個は違う家賃の所に引っ越しできたんだからそこは1人だと思う」

「じゃあ…」

「なんて言うのか…ああ、電話かな」

「電話?」

ジェシカはそっとカップをテーブルに戻した

ティナは逆にずっとカップを手に抱えてストローを見つめていた

「ATM1号はチェスターって言う私の父親ってな訳でしょ

イマイチ出し渋ってせこい親父よね

でも母親は好きだったと思うの

他のATMが出てきてもずっと一緒にいたから」

「悪女でも一途って事かしらん」

「あの人見た目ど派手だけど以外と純情だったりするのよ」

ふんっとティナは笑った

「ATM2号は…母親より年下じゃないかと思うの

しゃべり方でそう思ったわ」

じゃあATM2号はアンドリューか

年下というか、自分の息子なのだ

「もう1人…ATM3号には敬語を使ってた

あの母親が敬語を使うってよっぽどだと思って覚えてるの」

「へぇ…敬語ねぇ」

誰だろう…

まさかチャールズ前国王?

まさかリチャード国王?

大穴狙いでウィル…?

な訳ない

ジェシカは心の中でノリツッコミをして完結する

「もう一つ聞いていい?」

「なによ」

ティナはまたシェークをすすった

「あんたはいつかアンドリュー王子と出逢ったの?」

「アンドリュー様との出逢いを聞きたいの!あんたってば恋バナ好き?」

「いやいや…そう言うわけじゃないけど…でも聞きたいかなぁ~🎵」

ここはお仕事

ジェシカは長丁場を覚悟して座り直した



~つづく~





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Category - 第8章

1 Comments

オババ  

いや、恋バナって思ってるのティナ…あんただけだから💧

んー、ニーナが敬語を使う………電話じゃ相手が男か女かは分からないけど、王族で自分より年上だよね……どこの国?なんか恐い(>_<)

2020/07/22 (Wed) 11:21 | REPLY |   

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