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第8章-119話

Category - 第8章
その日もエミリーは夏期講習を終え、真っ直ぐ家に帰ろうとしていた

まわりで新しいカフェができたとか、あのレストランが美味しかったとか話は聞こえて来るけれどエミリーは興味を持つことなかった

そんなエミリーの背後から明るい声が聞こえてくる

「この前ケイティが新しくできたオイスターバーに行ったんだって!」

「雑誌に載ってて行きたいって言ってたとこかな?」

「そうそう!スッゴいオシャレだったって!瑠璃もどう?デートにいいわよって言ってたし」

「デート…かぁ」

「この前車で迎えに来てたイケメンと行ったら?あれ彼氏でしょう?」

「うん…そうね」

「今から呼んだら?私も会ってみたい~!」

「しばらく忙しいから会えないの」

「えぇ~ちょっとご飯食べるくらいもダメなの?」

「本人もちゃんとご飯食べれてるかわからないくらい」

「マジ?!そんな仕事人間と付き合ってるの?いつデートするのよ」

「お仕事がひと段落したらかな」

「いつ?」

「さぁ…」

「いつから会ってないの?」

「えっと…もうすぐ1ヶ月かな」

「信じられない!それって彼氏?本当に!?まさか瑠璃をキープにするような男だったら私が許さないよ!」

「大丈夫よ。落ち着いたら連絡くるから」

「それを大人しく待つの?マジかぁ~ありえん!」

「グレンダは毎日会えないと嫌だものね」

「当ったり前よぉ!会いたかったら会う!会いに行くか来させる!2拓よ」

そう豪語するグレンダという女の子の言葉に瑠璃の笑い声が重なる

…鬱陶しい…

彼女達の声を聞きながらエミリーはイライラを隠せない

忙しい…キース様の事よね

当たり前よ…公務に没頭していらっしゃるのだから

1ヶ月会ってない…

私が見た時よね

あれが最後

忙しくなる前に会いに来たって言うの?

リバティから海を渡って?

落ち着いたら連絡がくるはず…って

言ってることはリリィと同じじゃないの

そうやって自然消滅すればいいわ

振られればいい…

待って待って、気付いたら違う女の子と付き合っているって知らされるの

リリィと一緒!!

そう思ったら口元が緩んできた

笑い声が堪えられなくって急いで手で隠した

目の前のバス停にバスが着こうとしていた





~つづく~




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Category - 第8章

1 Comments

オババ  

ニーナ、ティナ、リリィ、エミリー……性格の悪さ選手権でも開いたら?

運命のバスが来たの?エミリーは知らない?……アンドリューがウザくなってきたエミリーに対しておこした事故?!いつもと違うバス停で降りたのは瑠璃ちゃんと同じバスに乗っていたくなかったから?それとも……車が突っ込む前にアンドリューから降りるように指示がきて降りる…車突っ込む…アンドリューから自分への警告に絶句…血塗れの瑠璃ちゃん発見!…意識朦朧の瑠璃ちゃんに渡された携帯…キースにしかつながらない携帯をみて腹もたつが、友人のふりして電話…事故の事をきいても仕事を優先するとおもった…がっ!!すっ飛んでくるわ、エドワードは見舞いに来るわ、瑠璃ちゃんをリバティに連れ帰るわで完膚なきまでに落ち込め!!ってなのはどう?

2020/08/04 (Tue) 10:53 | REPLY |   

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