FC2ブログ

Welcome to my blog

夢恋城へ…ようこそ…

Article page

第8章-120話

Category - 第8章
その頃アンドリューはエミリーの父、ダグラス・マグレインとジルベールとして電話で会話をしていた

『エドワード王子がご執心の女性がいると聞きました!どういう事ですか!?ついこの前までそんな話はなかった!』

いきなりまくし立ててくる

「エドワードはご存じのように博愛主義の人間です。誰にでも平等に接する

まぁそれで勘違いする女性が多いのは改めなくてはいけませんねぇ」

『それはパーティー会場での事でしょう?!今回は城外で会っていると王族会の方から連絡を受けております!』

エミリーは家柄の良さと、マグレイン家がリバティの政治の中枢に親族を置いている事でシャルルの王族会からエドワードのお妃候補として一目置かれていた

そのパイプからエドワードの動向が逐一マグレイン家にも伝えられていたのだ

アンドリューの力添えでここまで来たのに王族会と繋がりが持てた事で自身の力と勘違いをしはじめていた

アンドリューは苦々しく思いながら言葉は丁寧にダグラスに接していた

「どの王子も同じです。毎日宮廷料理ばかりでは飽きるのです。庶民の味が新鮮に思える一瞬があってもよいでしょう。所詮王子は王子の枠から出られない。結局は馴染んだ宮廷料理が一番口に合うのです」

キースの時にも似たような事を言ったなと思いながらアンドリューは細い葉巻に火を灯した

『こうなったら早々にエミリーが内々にお妃に決まったとニュースを流してはいかがか』

「まだ時期尚早でしょう。娘をお妃にと必死になっている貴族は貴方だけではない」

アンドリューはそう言っていくつもの名家の名を上げた

『しかしうちは貴方という強力な後ろ盾がある!それとも思うほど力は無いのですか』

…思い上がったな

アンドリューはチッと舌打ちをする

エミリーがエミリーなら父親も父親だ

「わかりました。エドワードのお妃候補を絞るように王族会にハッパをかけましょう」

アンドリューはそう言うと電話を切った

「俺の力を見くびるなよ…」

ジュッと言う音がして葉巻がアンティークな灰皿の中で捻り潰されていった


~つづく~




拍手をポチッと押していただけると嬉しいです󾬏
私の明日からの活力になります┏○ペコッ


Category - 第8章

1 Comments

オババ  

一族全員馬鹿!?救いようがない…いや、救う気はないが(笑)まっ、エドワードの事は駒を動かすための餌くらいに思ってただろうけど、あてがちがってきたねアンドリューさんよ( ゚∀゚)

2020/08/05 (Wed) 11:25 | REPLY |   

Post a comment